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SONGBOOK

SONGBOOK

アンジェラ・アキ

発売日:2012.01.11
EPIC RECORDS
ESCL-3818/9
\3,200(tax in)

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洋楽の日本語詞カバーを変えた女、アンジェラ・アキ。

 英語を喋れない日本人が、適当に日本語訳された海外の名曲を本格的っぽく歌い、嘲笑を買う。洋楽の日本語詞カバーと言えば、そんな印象だったのだ。この人が現れるまでは。

 2005年春、アンジェラはインディーズより『ONE』なる、ピアノによる全曲弾き語りミニアルバムをリリースしている。その1曲目にボズ・スキャッグスの名曲『We're All Alone』のカバーが収録されており、いきなり「悲しみから自分を守る方法」と歌われたときには、なんで英語で歌えるのに素直にそうしないのだ?と、疑問に思った。それは前述した先入観があったからだが、サビで「人間は皆一人だから」とエモーショナルに歌う声を聴いて、鳥肌が立つ。この人はボズを歌っているのではなく、自分のことを自分の言葉で歌っている。その心にある情景を浮かべ、感情を込め、孤独を生命力へと昇華しようとしていることに気付く。

 アンジェラによる洋楽の日本語詞カバーは、日本語詞にする必然性があった。それは彼女にとってだけでなく、日本人である聴き手にとっても。彼女の人生から繰り出される言葉を理解し、その強烈な歌声に抑揚する為には。ここに完成した『SONGBOOK』も、洋楽の日本語詞カバーばかりを12曲も収めているが、その全てからその生き様を生々しく感じ取ることができる。ビリー・ジョエルもあれば、マドンナもあって、スマパンやレディオヘッドもある、凄まじくバラエティに富んだ楽曲群ではあるけれど、アンジェラというネイキッド・ウーマンの言葉と歌、ピアノによって確かな一貫性を誇っている。そんなカバーアルバムは前代未聞だ。(REVIEW:平賀哲雄)

01.Honesty(ビリー・ジョエル)
02.Will You Dance?(ジャニス・イアン)
03.We're All Alone(ボズ・スキャッグス)
04.Material Girl(マドンナ)
05.True Colors(シンディ・ローパー)
06.Without You(バッドフィンガー)
07.Today(スマッシング・パンプキンズ)
08.Kiss From A Rose(シール)
09.A Song For You(レオン・ラッセル)
10.Creep(レディオヘッド)
11.Still Fighting It(ベン・フォールズ)
12.It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday(ボーイズ・トゥー・メン)

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