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MISIA REMIX 2002 WORLD PEACE

MISIA REMIX 2002 WORLD PEACE

MISIA

発売日:2001.11.21
BMG FUNHOUSE
BVCS-28007
\3,150

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リミックス・・・嫌いな人はとにかく嫌いな音楽表現だと思う。やはり、その原曲が良いものであればあるほど、なかなか受け入れられないものであり、むしろ、「原曲だけがあればいいのだからそんな『余計な事』はしなくていい」、と思う人も多いことだろう。しかし、逆に「Everything」で例えるならば、今作に収録されている「Everything- Junior+Gomi Club Extended Mix」が原曲で、それをリミックスしたものが普通の「Everything」だったらどうだろう?『余計なこと』をしたばっかりに曲の持つ世界観は全く違うものになってしまったが、しかし、それはそれで聴いてる人は受け入れられると思うのだ。そう思ったらリミックスもなかなか捨てたもんじゃない。そして、これは僕の個人的な考えだが、リミックスヴァージョンを、原曲が持つ世界観を透かして聴くことは感受性を小さく限定しているように思う。それではリミックスの意味がないように思う。確かに、原曲の世界観を違う音で表現するということもリミックスのひとつだと思うが、そういうのは聴いていてあまり面白くない。リミックスは原曲のイメージをぶっ壊したものの方が面白い。
 多少話が逸れてしまったが、MISIAの今作は率直且つ正直に、MISIAの懐の深さを改めて感じた。何故に彼女の歌声はこんなにも生々しいのだろう。11組のリミキサー陣が作る機械的な音の上でも、その歌声は温度を持ち、異常なほどに映えている。しかも、リミックスに十二分に馴染みながらも、原曲の面影を思い立たせるようなこの感覚は凄まじい芸当である。そして、何よりもポップで聴きやすい。この表現は決して安っぽい音ということではなく、リミックスのクオリティーのレベルを下げたり、合わせたりすることなく、皆に響く音を追求した結果生まれた上質な音ということだ。それらのことは、もちろんリミキサー陣にも言えることであり、正にプロフェッショナルの仕事を感じる作品である。
 MISIAは好きだけどリミックスに偏見を持っている人、MISIAを聴いたことがない人、趣味でリミックスやDJをやっている人、とにかく受ける感覚は十人十色なのでたくさんの人に聴いてもらえたらいいと願う。

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