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Your Song

Your Song

LOVE PSYCHEDELICO

発売日:2000.07.05
ビクター
VICL-35149
\1,260

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「カッコイイ」という表現法は、非常に分かりやすく、素直な感じがして読み手も共感しやすいといった、ライターにとっては、何ともありがたい言葉である。ただ、あんまり使いすぎると、とーっても軽いイメージを与える言葉にもなる。
 この作品「Your Song」、それを創り上げた“LOVE PSYCHEDELICO(ラブ・サイケデリコ)”というユニット、これらに関しては「カッコイイ」という言葉以上に適切な表現はない。音を一瞬聴いただけで、それは誰しもが共感し得るものだろう。
 前作「LADY MADONNA」同様、相も変わらず耳から離れてくれない胸に打ち響くリフ。このインパクト大のリフが、LOVE PSYCHEDELICOの方向性を位置づけたも当然かもしれない。とにかく“響き”が良い、くどいようだが、離れない。で、そこに乗るメロディ、素敵な情景を浮かばせてくれる。リフが力強いロックなイメージを強調するから気づかないかもしれないが、この楽曲が持つメロディは、実にメルヘンチックで女の子らしいものである。アンバランスなものをクオリティの高いひとつのものに仕立て上げる・・・、これが“日本では今まで感じたことのなかったサウンド”と思わせる大きな要素と言えるだろう。
 日本的ではないと言えば、KUMIのボーカルにも当てはまる。サザンオールスターズのデビュー当時、桑田のボーカルを聴いた誰しもが「日本語を英語のように歌う」と驚いた事があった。最近では、宇多田ヒカルというアーティストもそういった要素は強い。KUMIのボーカルもまた「日本語も英語に聞こえる」という、桑田、宇多田という超大物アーティストが持つ要素を持ち得ているということだ(これがヒットの条件とは言い切れないけど、「カッコイイ」という言葉の裏付けになっているのは確か)。
 これからの日本の音楽シーンを盛り上げる上で、不可欠な存在。ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれないが、この楽曲の持つ「カッコイイ」はそれぐらいのパワーを感じさせる。

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