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MUSIC
またもや名盤。『TRUE』、『LOVE』、そして今作『MUSIC』、デビューから3枚も立て続けに名盤レベルのアルバムを出せるアーティストなんて、あたりまえだけどほとんどいない。常に浮き足立っている感のあるヒットチャートの常連たちの中で、こんなにも落ち着き放っていながら、常に話題の中心にいて、キラキラしている。“類稀な”という言葉は彼女のような存在を表すためにあるんだと思う。
そんな中島美嘉、3枚目の名盤『MUSIC』は、前二作に比べ、かなり実験的なというか、新たなアプローチを感じさせる楽曲を多数収録。でも、どれも彼女のウィスパーボイスが際立っていて、“中島美嘉らしさ”は色濃く出ている。そんな業が成せるのも、彼女の歌声に確立されたものがしっかりあるからだと言える。中でも「さすがだなぁ」と感心したのが、12曲目の「Fed up」。中島美嘉初のロックチューン。これまで数多くのジャンルをしっかりと自分の色に染め上げていながら、避けて通っている、というか、歌う必要性をあまり感じさせなかった“ロック”だが、歌う必要がないどころか、すげぇ合ってる。この人、きっとロックアーティストとして世に登場していたとしても成功していたなと、そんなことすら思わせる。主演が決まっている映画『NANA』も期待できそうだ(中島美嘉が演じるナナは、“BLACK STONES”というパンクロックバンドのボーカル)。 それにしても、ほんと、“類稀な”アーティストだよ、彼女は。(REVIEW:平賀哲雄) 01.桜色舞うころ 02.朧月夜〜祈り 03.火の鳥 04.蜘蛛の糸 05.Rocking Horse 06.Carrot & Whip 07.Shadows of you 08.LEGEND 09.ヘムロック 10.SEVEN 11.FAKE 12.Fed up 13.ひとり |
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