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A BEST

A BEST

浜崎あゆみ

発売日:2001.03.28
avex trax
AVCD-11950
\3,059(tax in)

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 「女子高生のカリスマ・・・浜崎あゆみ」、マスコミ連中が彼女に付けたキャッチコピーである。最近では「お父さんお母さん私は“あゆ”がいるから生きていける」なんていう中吊りを目にしたりした。これこそいわゆる「社会現象」ってやつだ。現代を生きる女子高生は浜崎あゆみ如何で自分の人生を左右してしまうのだ。まぁ、個人的にはこれは言い過ぎな感じもするが、今回発売されたこのベストアルバム「A BEST」を聴いていると、一概に批判できないことが分かった。ただ、「女子高生のカリスマ」というコピーはおかしい。なぜなら彼女の世界観にリンクしているのは女子高生だけではない、日本語が分かる誰しもが共感できるポイントは存在している。ただ、楽曲や商法が若者向けであるだけだ。彼女が訴えているメッセージは決して若者だけに向けられたものではないのだ。
 音楽史上初と言っても問題のないリリースの速さ。これによって、このベストに収録されているすべての楽曲が完成度の高いものとは正直言えないと私は思う。しかし、確実に訴えてくる楽曲、メッセージは多くちりばめられている。例を挙げるなら、今作5曲目に収録されている「TO BE」の歌詞の一部に「ガラクタを守り続ける腕はどんなに痛かったことだろう 何を犠牲にしてきたのだろう」というフレーズがある。今までしっかりと彼女のメッセージを受け止めたことのない自分にとっては、とてもショッキングであった。まずは彼女自身の世界観や音楽性をバカにしていたことの後悔。そして、前述のフレーズが自分の胸に深く突き刺さったこと。この二つの想いが私の彼女に対する考え方を大きく変えた。彼女は大衆が思っている以上にアーティストであり、素晴らしい表現者である。
 実のところ、冒頭のようなことを述べるつもりは自分自身も全くなかった。どちらかというと批判するつもりでこの作品に耳を傾けた。しかし、気がつけばこの通りだ。私も人間であるから、彼女のすべてを誉め称えることは出来ない。ただ、これから間違いなく彼女の見方が変わっていくことは確かだ。カラオケ用にこの作品を手にするのも大いに結構だが、彼女が表現する世界というものを見極めるために聴いてほしい作品だと私は思う。(REVIEW:Tetsuo Hiraga)

01.A Song for ××(New Vocal&Mix)
02.Trust(New Vocal&Mix)
03.Depend on you(New Vocal&Mix)
04.LOVE~Destiny~
05.TO BE
06.Boys&Girls
07.Trauma
08.End roll
09.appears
10.Fly high
11.vogue
12.Far away
13.SEASONS
14.SURREAL
15.M
16.Who...

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