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名作「METOROPOLIS PT2:SCENES FROM A MEMORY」に続く、待望の6thスタジオ・アルバム!! 言葉にしてしまうと何とも味気ないが、本作は進化に進化を重ねてきた今までを、さらに進化させた傑作に仕上がっている!! ジョーダン・ルーデスの豊かな表現力を持つ鍵盤、さらに緻密になったインスト・パート、ラウド系バンドとは全く意味の違う重たい歌詞の内容を表現するために用いられるヘヴィーなリフ、役者と化し様々な人間の心情を歌い上げるジェイムス・ラブリエのさらに増した表現力が一体となり、また一段上へと登りつめた作品を創り上げているのだ!! 2枚組で全7曲(日本盤ボーナス・トラック含む)、内タイトル曲は1曲でなんと42分というボリューム!! しかしながら、長さを感じさせず一気に聴き通せてしまう内容なのだから凄い。 全曲解説へ |
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各曲解説 1.The Glass Prison : 3つのセクションから成り立っており、7弦ギターのヘヴィーなリフを持つ14分弱の大作。 速いテンポで曲が進められ、マイク・ポートノイのリード・ヴォーカルから始まるダークな第1,2セクションからメロディアスな第3セクションへと流れていく歌メロと、濃密なインスト・パートが聴き所。 2. Blind Faith : メロディアスな面とインスト面のバランスが絶妙な10分を越す曲。 叙情的なメロディーに反して、ジェイムス・ラブリエの手がけた歌詞はメッセージ色の強い重たいものになっている。 インスト・パートでは多様な展開を見せ、インプロヴィゼーション一発ではなく「IMAGES 〜」的な練られたものになっている。 3. Misunderstood : DREAM THEATERの持つ“静”の部分が表れた、スロー・テンポの叙情的な曲。 ジョーダン・ルーデスが加入してから一段と叙情面に磨きがかかり、こういう一面が好きなファンも多いはず。 ジェイムス・ラブリエの豊かな表現力もDREAM THEATERの重要な要素だというのがハッキリ表れた曲。 4. The Great Debate : この曲をレコーディング中に例のアメリカのテロ事件が起きたという。 元々「Conflict At Ground Zero」というタイトルが付いていたが、事件後に変更になったという曰く付きの曲。 冒頭のナレーションには政治家(?)とレポーターとの討論が導入され、歌詞の内容は行き過ぎた科学に対する論争がテーマとなっている。 ヘヴィーな歌詞のとおり曲自体も鬼気迫るかのような、緊張感のあるヘヴィーな曲。 重いテーマと緊張感のある演奏をリンクさせた表現方法も、DREAM THEATERの持ち味のひとつ。 5. Disappear : 唯一6分台というまともな(!?)長さのバラード。 この曲もジョーダン・ルーデスとジェイムス・ラブリエの表現力が素晴らしい“静”の曲。 レトロなサウンドを効果的に用い、ジェイムスの書いた悲哀に満ちた詩の世界を描写している。 キャッチーさは全くなく、ダークながらも哀しくも美しいメロディーが胸を締め付ける。 テクニカルな面を取ってしまっても、これ程までの表現が出来るバンドは類を見ない。 6. Six Degrees of Inner Turbulence : 本作のタイトルにもなっているDISC2を埋め尽くす42分の超大作。 間違いなく本作の山場であって、さらに進化した姿。 8セクションから構成され、第1セクションは前奏曲、第2〜7の6つのセクションは現代社会における様々な人間の心情を6名の立場から歌っており、第8セクションではそれらをリンクさせフィナーレを向かえる。 まず第1セクションの今までにないシンフォニックで壮大なオーケストレーションを用いた、クラシカルなオープニングに驚かされる。 これから繰り広げられる6つものストーリーのオープニングにふさわしく、サウンド・トラック的な役目も果たしている。 「正気を失った少女を客観的に見つめる男」、「戦場へとかり出された兵士」、「精神医療を受ける少年」、「愛する娘を失った母」、「見た目は普通だがひきこもりの病に苦しむ男」、「(第1セクションの)正気を失った彼女自身」の6人の役を歌で演じるジェイムスの表現力は絶品!! 第8セクションのフィナーレでは6人の心情をリンクさせ、現代社会に暮らす様々な人間の葛藤、精神的病を歌い上げている。 もちろん各曲は単体としての曲としても素晴らしいものばかりで、DREAM THEATERの持っているものが一挙に並ぶ凄まじい楽曲。 特に#5の美しさは圧巻!! |