STREAM OF PASSION/「Darker Days」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-

「Darker Days」STREAM OF PASSIONジャケ写
「Darker Days」
STREAM OF PASSION

11.8.24release



Darker Days - Stream Of Passion
 オランダ産シンフォニック・メタラー:STREAM OF PASSION、2年ぶりの3rdアルバム!!

 2005年、当初はAYREONのアルイエン・ルカッセンがスタートさせ、1st『EMBRACE THE STORM』をリリースし話題となったが、等の本人は脱退。その後は、ヴァイオリンも兼任するフィメール・シンガー、マルセラ・ボヴィオが受け継ぎ活動している。本作は前作に続き元AFTER FOREVERのヨースト・ファン・デン・ブルックがプロデューサーを務めた3rdアルバムだ。

 サウンドは、AFTER FOREVERやEPICAなどのシンフォニック・アレンジを全面に配しながらも、メタリックな重厚感やドラマ性をもしっかりと保持したもの。そこへ、タンゴの要素をフィーチャーした「Lost」や、詩的な叙情性によるメランコリック・バラード「Spark」からそれを牽引したメタリック・チューン「Our Cause」の組曲、エキゾティックな(マルセラは元々メキシカン)メロディーが耳を引く「Darker Days」など、個性的な要素もあり◎。また、マルセラ本人によるヴァイオリンによる情緒豊かな旋律もSTREAM OF PASSIONの売りになっている点も見逃せない。

 Within Temptationをはじめ、AFTER FOREVER、EPICAなどを排出するオランダのバンドだけあり、クオリティーの高さはお墨付き。先人達のようなキャッチーさやメロディーにおけるフックは乏しいものの、終始ダークかつミステリアスな方向性で統一すべくオリジナリティーを打ち出す姿勢は評価に値する。個人的にはキャッチーな要素や、曲調の変化がもう少し加わるといっそう好みのサウンドだが、バンドの持つ世界観にグイグイ引き込ませる魅力は十二分にある作品だ。

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