THE MAGNIFICENT/「THE MAGNIFICENT」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-

「THE MAGNIFICENT」THE MAGNIFICENTジャケ写
「THE MAGNIFICENT」
THE MAGNIFICENT

11.12.14release

 CIRCUS MAXIMUSのシンガーとLEVERAGEのプロデューサー/ギタリストによるメロディアス・ハード・プロジェクトの1st!

 一時はKAMELOTのロイ・カーンの代役として名前が挙がったCIRCUS MAXIMUSのシンガー:マイケル・エリクセンと、LEVERAGEのプロデューサー兼ギタリスト:トースティ・スプーフによるメロディアス・ハード・プロジェクトのデビュー作。透明感のある声質とLEVERAGEで披露するフック満載のメロディー・メイカーとの合体ということで注目せざるを得ない本作だが、クオリティーも方向性も期待どおりの作品に仕上がっている。

 マイケルのクセのないストレートなクリアヴォイスによるメロディアス・ハードは、まさにトニー・ミルズ在籍時であり初期のSHYを髣髴とさせるもの。LEVERAGEとは一転、きらびやかなシンセサウンドで透明感を増殖させる手法をとっている点も期待通りだろう。そして、本職が“メタル”であるところからギター・サウンドおよびリフ&ソロが若干メタリックである点がまたモダンさをも醸し出しており、例えるならISSAの1st的な高揚感をも併せ持つ優れものだ。

 北欧メロディアス・ハードらしい哀愁を帯びたメロディーと透明感のあるサウンドが全編を支配するなか、至宝のバラード「Angel」は一際輝く名曲。WHITESNAKE/ブリティッシュテイストがまたSHY的でもある「Holding On To Your Love」、TNTの名作『INTUITION』ラインの「Memories」、「Love's On The Line」なんかの佳曲も北欧ファンには堪らないだろう。
 全体的なクオリティーが高いため“突出した曲”がないのが全編をのっぺり聴かせてしまいがちだが、ツブの揃い方は素晴らしいの一言。90's北欧メタルファンのマストアイテムMASQUERADEの1stが好きなファンも間違いないと思う。

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