MORTAL SIN/「PSYCHOLOGY OF DEATH」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-
「PSYCHOLOGY OF DEATH」MORTAL SINジャケ写
「PSYCHOLOGY OF DEATH」
MORTAL SIN

11.12.14release

 “オーストラリアのMETALLICA”と賞された伝説のスラッシュ・メタラー:MORTAL SIN、復活第二段アルバム!

 1986年、当初インディーズからリリースした1stアルバムが一転、イギリスのレコードレーベルの人間が“METALLICAの『Kill 'Em All』の次のアルバムであると勘違いしてしまった程の衝撃を受けた”とあり、翌年には日本を含めた世界で再リリース。“オーストラリアにMORTAL SINあり!”と言わしめたという、伝説的スラッシュ・メタラーのニューアルバム。本作の初回限定盤はなんと、そのスラッシュ・メタルの名盤とされる1st『Mayhemic Destruction』(国内初CD化)がボーナスディスクとして付随される2枚組仕様(しかも¥3,000!)となっている。

 昨今のスラッシュメタル・ブームに乗った形ではなく、2007年に再結成第一弾アルバム『An Absence Of Faith』をリリースしているMORTAL SIN。そのスラッシュ魂は絶やさず持続させてきたわけだが、現在のスラッシュ・メタル・シーンを踏まえるとちょうどタイミングの良い時期の新作だろう。
 そのオールドスクールのスラッシュ・メタル・サウンドは、現代のレコーディング環境に準じた迫力のあるサウンドにしあがっていながらも、ギターリフそのものやスピード感はまさに当時そのままで、わかりやすいスラッシュ・サウンドを披露してくれる。PVも制作されている「Blood Of My Enemies」や「Doomed To Annihilation」なんかのわかりやすいヴォーカルなど、当時“オーストラリアのMTALLICA”と呼ばれた由縁が残っている。この辺も往年のスラッシュ・メタル・ファンには嬉しい点。また、程よいドラマティックさを感じさせる「Kingdom Of Pain」や日本盤ボーナスの「Deadman Walking」なんかに感じられるモダンな要素も○。わりとスピードチューン一辺倒ながら、各曲よく練られていると思う。

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