MYSTIC PROPHECY/「RAVENLORD」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-
「RAVENLORD」MYSTIC PROPHECYジャケ写
「RAVENLORD」
MYSTIC PROPHECY

11.12.21release

 ギリシャ産、正統派パワー・メタラー:MYSTIC PROPHECY、通算7枚目のニューアルバム!

 ガス・Gを排出したバンドとして知られる、ギリシャ産でドイツに拠点を置くMYSTIC PROPHECYの7thアルバム。本作では、好評だった前作『FIREANGEL』に引き続き、元NIGHTRAGE(こちらも確かガス・Gが以前在籍してた)のコンスタンティンなるギタリストがリードを務めている。

 サウンドは程よいアグレッションを持ったギターリフが楽曲を支配する正統的なパワーメタル。キャッチーさは皆無ながら、こちらも“程よく”メロディアスなボーカルが乗るスタイルは、ICED EARTHあたりをもっとストレートにしたような硬派なサウンドだ。基本的な路線も変わらなければ、丹念にギターリフを構築し作られた楽曲のクオリティーにも安定感をみせる。唯一、エクストリームメタル系のアグレッションが若干強まった感もあり、よりモダンさが増したことが本作の特徴だろう。

 そして、もう一つの魅力はやはりコンスタンティンのギターソロだ。ガス・Gのソレと同様、魅力的な振れ幅の広いビブラートを伴いながら繰り出されるフラッシーなプレイは、MYSTIC PROPHECYの“看板娘”的存在。ガス・G時代からのファンも決して裏切らないだろう。特別に秀逸した楽曲があるわけでないが、安定してギターの魅力と硬派なメタルサウンドを堪能できる佳作だ。欧州での人気に納得できる仕上がり。

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