BLOODBOUND/「UNHOLY CROSS」 アルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-
「UNHOLY CROSS」BLOODBOUNDジャケ写
「UNHOLY CROSS」
BLOODBOUND

11.2.23release

 STREET TALKのKey率いる北欧メロディック・ヘヴィ・メタラー:BLOODBOUNDの新作『UNHOLY CROSS』!

 スウェーデン産メロディアス・ハードロック・バンド:STREET TALKのキーボーディスト、フレドリック・バーグが主導するメタル・バンドとして、デビュー時から注目を集めるBLOODBOUNDの2年ぶり4thアルバム。同系のJADED HEART〜ZENOの人気シンガー:マイケル・ボーマンが加入したかと思えば、前作『TABULA RASA』ではオリジナル・メンバーを戻すなど、シンガーの出入りが激しいのはここでもしかり。本作では、昨年『WICKED SAINT OR RIGHTEOUS SINNER』で本邦デビューを飾ったDAWN OF SILENCEのシンガー:パトリック・ヨハンソン(ASTRAL DOORSのシンガーとは別人)へ交代している。

 1st、2ndはHELLOWEEN型のメロディック・パワー・メタルを、前作ではNOCTURNAL RITES型のメロディック・メタルをプレイし、はたまた一時はメンバーが白塗りをするなど、シンガーと同様サウンドも変化を遂げる(ころころと変わる)BLOODBOUNDだが、本作で聴かれるのはHAMMERFALL、もしくはEDGUY型の正統派メタルだ。パトリックの声質がトビアス・サメット、ヨアキム・カンスに近いことから「シンガーによって音楽性を変えているのか?」とも考えたが、少なくとも2ndでは名手:マイケル・ボーマンがその魅力的なハスキー・ヴォイスでメロパワを歌い上げるなど、新鮮味があって楽しめるものだった。

 元々メロハー界で活躍するフレドリック・バーグながら、メロディー/楽曲のクオリティーが総じて高いのもお馴染みの事。4作目というのも安定したファンを獲得している証拠だが、“そつなく楽しめる”メロディック・メタルには正直、期待以上の高揚感を得ることができず、その面ではチョっと残念。ただ、HAMMERFALL型のキャッチーチューン「Drop The Bomb」,「Together We Fight」、メロパワ系の「Reflections Of Evil」,「The Dark Side Of Life」,「In The Dead Of Night」、EDGUY型ミドル・チューン「Unholy Cross」など、良い楽曲はやはり多いので初期からのファンは間違いなく楽しめると思う。

home album review interview alive&kickin' release info catch the move A to Z links contact