PUSHKING/「THE WORLD AS WE LOVE IT」 アルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-

「THE WORLD AS WE LOVE IT」PUSHKINGジャケ写
「THE WORLD AS WE LOVE IT」
PUSHKING

11.2.23release

 エリック・マーティン、ジョー・リン・ターナー、グレン・ヒューズ、ウド、ヌーノ、ヴァイほか…豪華スタープレイヤーが参加したロシア出身バンド:PUSHKINGの新作!

 ’94年結成のロシア産ロック・バンド:PUSHKING、ハードロック界のスターミュージシャンを起用して既発曲のリメイクを行なった作品。なんでも、ロシアでは確固たる地位を築いているバンドで、これまでも著名なミュージシャンをゲストに迎えた作品を作っていたという。ちなみに今作では、グレン・ヒューズやアリス・クーパーの作品を手掛け、自身もスティーヴ・ヴァイ、スティーヴ・ルカサーらと一緒にベーシストとしても活躍するイタリア人プロデューサー:ファブリツィオ・グロッシの人脈で、こんな豪華なメンバーが集まったとのことだ。

 というわけで、ゲスト参加したのはポール・スタンレー(Vo/KISS)、ビリー・ギボンズ(Vo,Gt/ZZ TOP)、グレン・ヒューズ(Vo/ex.DEEP PURPLE)、アリス・クーパー(Vo)、ヌーノ・ベッテンコート(Gt/EXTREME)、エリック・マーティン(vo/MR. BI G)、スティーヴ・ルカサー(Gt/TOTO)、ジェフ・スコット・ソート(Vo/exJOURNEY、TALISMAN、RISING FORCE)、ジョー・ボナマッサ(Gt)、グラハム・ボネット(vo/ex.RAINBOW、ALCATRAZZ)、ウド・ダークシュナイダー(Vo/ex.ACCEPT、U.D.O.)、ヨルン・ランデ(Vo/MASTERPLAN)というメンバー。かつてここまで豪華なゲストを迎えた作品はなかったのではというぐらいもので、いわゆる“ロックオペラ”的なものではないものの幅広い楽曲を幅広い表現力で再現されているため、アルバム全体は非常にドラマティックに聴こえる。

 メロディアスなハードロック/ハードポップを基盤にしながら、泣きのブルース、ロックン・ロール/ブギー、カントリー、ピアノ・ロックありと、かなりの雑多感がある本作。ロシアのトップバンド:PUSHKINGのキャリアから選りすぐられた楽曲のため、クオリティーそのものは非常に高く、幅広いロックを楽しめるファンであれば聴いて損はないだろう。正直、PUSHKINGのシンガー:コンスタンティン “コハ” シュスタレフの判別はつかないが、ゲストたちの個性豊かな声&プレイはどれもソレと分かるので聞き比べを楽しむのもあり。それにしても、ゲストの豪華さに引けをとらない各曲の巧みなアレンジ、創り込み具合には感服。すさまじい聴き応えだ。

home album review interview alive&kickin' release info catch the move A to Z links contact