SHADOWS FALL/「MADNESS IN MANILA」 アルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-
「MADNESS IN MANILA」SHADOWS FALLジャケ写
「MADNESS IN MANILA」
SHADOWS FALL

11.2.16release

 人気モダン・メタラー:SHADOWS FALLによる初のCD+DVDライブ作品!

 米マサチューセッツ州出身の5人組、欧米でのメタル復興に大きく貢献した人気バンド:SHADOWS FALL初の公式ライブ作品。最新スタジオアルバム『RETRIBUTION』のリリースを控えた2009年4月30日、フィリピンのマニラで行なわれた“Pulp Summer Slam 9”でのパフォーマンスを収め、DVDには日本、フィリピン、韓国で行なったライブから計4曲のボーナスフッテージが追加収録されたファン待望のアイテムだ。

 当日は2万5千人ものオーディエンスがいたというが、CDで聴くとライン録音のみなのか、会場の反応が分からないのが少々残念(MC時にときどき聴こえてくるぐらい)。ただ、元々ライブに定評のあるバンドだけに安定したプレイで各曲を堪能でき、ギターも左右に完全に割り振られているので演奏をまじまじと楽しみたいファンには打ってつけの作品。そういった意味では、随所にみられるライブ固有の荒々しさもハッキリ聴き取れるため、クールな外見とは異なるメンバー達のテンションの高さを窺うことができる。

 ギターのL⇔Rの定位がステージを向かってみる(つまりDVD映像)と逆だったり、オープニングSEから移行する瞬間にかなりのギャップがあったり、カメラワークが玄人っぽくなかったり…と、処々でみられる“作りこまれていない感”は、自身でレーベルを立ち上げたばかりというのも影響しているのだろう。とは言え、カリスマ性を備えたブライアン・フェアの気合の入ったパフォーマンスや、マシュー・バックハンドのフラッシーなソロ、ジェイソン・ビットナー&ポール・ロメンコ&ジョナサン・ドネイズによる一糸乱れぬリズム・プレイなど、ファンにとっては聴き所/み所の多い初ライブ作品だろう。

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