GLAMOUR OF THE KILL/「THE SUMMONING」 アルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-
「THE SUMMONING」GLAMOUR OF THE KILLジャケ写
「THE SUMMONING」
GLAMOUR OF THE KILL

11.1.19release

 話題の英国産モダン・ハードロック・バンド:GLAMOUR OF THE KILL、待望の1stフルアルバム!!

 2008年リリースの6曲入りデビューEP『GLAMOUR OF THE KILL』が輸入盤ショップで異例のセールスを記録。メタル・ファンの間では同年“KERRANG!”誌の付録オムニバスCD『MAIDEN HEAVEN』(IRON MAIDENトリビュート)へ提供した「2 Minutes To Midnight」が話題になったり、フルアルバム発表前ながら大きなフェスへ出演するなど、世界的にも大きな注目を浴びているGLAMOUR OF THE KILL待望の1stアルバム。

 サウンドはUKロックの持つストリート感を残しつつ、グラムロックやL.A.メタルの華やかさ&刺々しさ、そしてエモ・コア的な歌の質感を兼ね備えたハードロックだ。スクリーミング・ボイスも時折飛び出すモダン・ヘヴィ・ロック的アプローチもしつつ、メロディーは至ってシンプルで覚えやすくキャッチーな点が最大の特徴だ。シンガー:デイヴィー・リッチモンドの声質やシンプルかつ80'sメタルっぽいコーラスワークからは、MOTLEY CRUEやSKID ROWなんかをも彷彿させ、キャッチーさとモダンかつ適度なハード・サウンドが広く支持される主な要因だろう。

 例えばSKID ROWのようなバッドボーイズ・ロックの「Lost Souls」、ツインギターのハモリが冴える「Through The Eyes Of The Broken」など、80'sメタル的かつギターのフィーチャー度が高いのは個人的に好印象。メロディック・デスのような疾走感とアグレッションを持つ「Dying From The Inside」「Supremacy」や、日本のヴィジュアル・ロック的なノリの「Army Of The Dead」、叙情的なアコースティック・バラード「Malevolent Reign」、ドラマティックな展開をみせるパワーバラード「The Summoning」…と、一見シンプルだが実は引出しが多いことからは確かなソングライティング力を感じさせる。
 低音をカットし中音域を突出させたギターサウンドからエモ系にカテゴライズされそうだが、本質は80'sメタルなのだろう。そういった意味でもMADINA LAKEやBULLET FOR MY VALENTINEなどが好きなファンにはドストレートな作品だと思う。

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