HURTSMILE/「HURTSMILE」 アルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-
「HURTSMILE」/HURTSMILEジャケ写
「HURTSMILE」
HURTSMILE

11.1.19release

 EXTREME、VAN HALENのシンガー:ゲイリー・シェローン率いるアメリカン・ハードロック・バンド:HURTSMILEのデビューアルバム!

 EXTREME復活時の盛り上がり様は、ここ日本での彼らの変わらぬ人気ぶりを窺わせてくれたし、特にゲイリー・シェローンとヌーノ・ベッテンコートの2人の才能を改めて感じさせられるものだった。もちろんVAN HALENの3代目シンガーという座も輝かしい経歴であるが、本作でデビューを果たすHURTSMILEはそんなゲイリー・シェローンというシンガーの魅力・本質が詰まった作品だ。

 ギターを務めるのは実弟のマーク・シェローンで、ソングライティングもゲイリーと2人で担っている。その楽曲群だが、基本的にはキャッチーなコーラスワークが映えるアメリカン・ハードロックながら、各曲は非常にカラフルだ。QUEENを彷彿とさせるクワイアあり、グルーヴィなロックあり、ジャジーでソウルフルな歌あり、レゲエあり、EXTREMEのようなアコースティカルな要素あり、ドゥーワップあり…とゲイリーの多彩な表現力があるからこそ成せる音楽ばかり。マークのギターももちろんヌーノには劣るものの、センスもテクも存在感もバッチリで、たいへん失礼ながら予想を上回るクオリティーと聴き応えを持ったアルバムとなっている。

 EXTREMEにおいてはとかくヌーノに注目が集まりがち(?)だが、本作を聞けばEXTREMEの豊かな音楽性を創り出すのにやはりゲイリー・シェローンというミュージシャンが欠かせないのがよくわかる。作品全体に派手さはないものの、解散前のEXTREMEの音楽に近いキャッチーさを持っているので結構楽しめる。「Hole Hearted」や「More Than Words」のような曲があったりと、意外とEXTREMEの復活作よりも…というゲイリー・ファンは多いと思う。

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