ONSLAUGHT/「SOUNDS OF VIOLENCE」 アルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-
「SOUNDS OF VIOLENCE」ONSLAUGHTジャケ写
「SOUNDS OF VIOLENCE」
ONSLAUGHT

11.1.12release

 英国産スラッシュ・メタルの重鎮:ONSLAUGHT、復活第二弾のニューアルバム!!

 かつてはスティーヴ・グリメット(ex GRIM REAPER,LIONSHEART)やトニー・オホーラ(ex PLAYNG MANTIS)などをシンガーに迎え、“パワー・メタル・バンド”だったこともあったONSLAUGHT。得に前者が在籍していた『In Search Of Sanity』はバンド史上もっとも売れたアルバムだったようだが、コアなファンの間ではイギリス、そしてヨーロッパを代表するスラッシュ・メタラーのひとつとして80年代から位置付けられてきた。
 そんな彼らも91年に一度解散。しかし、2005年にはナイジ・ロケット(Gt)、スティーヴ・グライス(Ds)、ジェイムズ・ヒンダー(Ba)、サイ・キーラー(Vo)、アラン・ジョーダン(Gt)という編成で活動を再開すると、2007には18年ぶりとなる前作『Killing Peace』をリリースし、復活の旗を高らかに揚げた。

 本作で聴かれるのは彼らのもっとも得意とする往年のスラッシュ・メタル・サウンド。しかし、“オールド・スクール”でありながら古臭さはまったく感じさせず、むしろモダンなエクストリーム系のソレっぽい要素も見られる。シンガーのスタイルがディストーション・ヴォイス一辺倒ではなく、メロディーをもチラつかせる器用な歌唱がモダンぽく聞えるのかもしれない。また、メンバーがハードコア・パンクをルーツに持っているせいか、リフがシンプルであることも大きい。が、見逃すことが出来ないのはその構築美。一つ一つのリフはシンプルかつアグレッシブでありながらも、スラッシュ・メタルらしい展開をみせるのがミソだろう。とても18年のブランクから復活しての2作目とは思えない、アグレッションと整合感、クオリティーを持っている。MOTORHEADのカヴァー「Bomber」が非常に様になっているのも見逃せない。

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