DEF LEPPARD/「Mirror Ball (Live & More)」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-

「Mirror Ball (Live & More)」DEF LEPPARDジャケ写
「Mirror Ball (Live & More)」
DEF LEPPARD

11.7.20release



 ヒット曲満載!DEF LEPPARD初のライブ・アルバムは、新曲3曲を追加収録した2枚組!!

 デビューから30年以上の活動を誇るモンスターロック・バンド:DEF LEPPARDの、キャリア初となるフルレンス・ライブ・アルバム。新曲3曲を収録した2枚組という大作ながら、初回生産限定で“Sparkle Lounge Tour 2008-2009”の音源4曲やPV、ツアードキュメンタリーなどを収録したDVD付きもリリースされている。

 究極のベストと言うべくヒット曲、代表曲をほぼ網羅した選曲は、初のライブ盤としてあるべく姿。しかも“ベスト・アルバム”と決定的に違う臨場感のあるサウンドは、ファンには堪らない内容だ。フィル・コリンとヴィヴィアン・キャンベルのギターは完全にL⇔Rに振られており、それぞれ異なるフレーズを奏でライブならではの立体感をそのまま再現しているのも◎。スタジオ盤では多重録音されたヴォーカル・ハーモニーだが、ここではリアルにジョー以外のコーラスのみで再現されていて、こちらも生々しくて(とは言ってもさすがのクオリティ!)エネルギッシュだ。
 DISC2冒頭に設けられたアコースティック・セクションも、小休憩として良い役割を担う。その中の「Bringin' On The Heartbreak」ではオーディエンスによる大合唱が聴かれるなどライブならではのアレンジで聴けるし、何より途中からしっかりエレキギターが入り完全版で再現してくれる演出もニクイ。

 ギターのエッジが立った適度にヘヴィな「Undefeated」、重厚なハーモニーからピアノのみでしっとりと歌い上げられる様やメロディー展開がQUEEN狙いのドラマティック・チューン「Kings Of The World」、そして往年のヒット曲のメロの質とエネルギーが同居する「It's All About Believin'」など、新曲の仕上がりが素晴らしいのも特筆点だ。
 選曲から構成、サウンドまで文句の付けどころがない本作。欲を言えばCDチェンジをせず聴きとおしたい(というかDVDで観たい)という欲求は否めないが、まぁそれだけの充実した名曲群とそれを完璧な構成力をもって組み立てられている証拠。さすがの仕上がりだ。

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