AMARANTHE/「AMARANTHE」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-

「AMARANTHE」AMARANTHEジャケット写真
「AMARANTHE」
AMARANTHE

11.6.8release



Amaranthe (Japan Edition) - Amaranthe
 女性シンガー含めトリプル・ヴォーカルを擁する、注目のフィーチャー・メロディック・メタラー:Amarantheのデビュー作!

 当初はギタリストのオロフ(元DRAGONLAND〜NIGHTRAGE)により、一時DREAM EVILに在籍したジェイク、元WITHIN Yのアンディ、そして看板女性シンガー:エリゼと3人のシンガーに声をかけ、オールスター的なプロジェクトをやるべく活動を始めたのがバンド結成のきっかけになったというAmaranthe。またしてもスウェーデンのイエテボリが強烈なバンドを産んだ。

 エリゼを中心に、クリーン・ヴォーカルのジェイク、デス・ヴォーカルのアンディと、キャラクターの異なる3人のコンビネーションが劇的な構築美をみせるそのサウンドは、メロディック・デスメタル的なアグレッションとタイトさをキープしながら、フック満載のヴォーカル・メロディーを堪能できるという進化型ヘヴィ・メタルを披露している。注目はその特異な編成ではなく、この編成だからこそ成し得る魅力的な楽曲群だろう。充実したメロディーラインを持って絶妙なバランスで絡み合う3人のヴォーカルは、Amarantheならではの高揚感を生み出している。
 ほぼ3分台のコンパクトな楽曲ながら歌モノに逃げることなく、構築美溢れるリフや、短いながらもテクニカルなソロと、オロフのギターもしっかり“攻めている”ところがまた嬉しい。メタルならではの聴き応え感をどの曲でも維持しているのだ。

 昨今驚くほど多種多様なバンドが北欧(特にスウェーデン)から発生するなか、一番の注目株といえるAmaranthe。モダン・メタルではあるものの、楽曲そのものの魅力は例えば昨年ブレイクしたISSAなどのメロディック・ロックを好むファンにもアピールできるだろう。話題性だけではなく、それだけ幅広い素養が詰まったアルバムなのだ。オープニング4曲の名曲パレードは圧巻!

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