TOKYO BLADE/「THOUSAND MEN STRONG」 アルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-
「THOUSAND MEN STRONG」TOKYO BLADEジャケ写
「THOUSAND MEN STRONG」
TOKYO BLADE

11.5.18release

 N.W.O.B.H.M.の名バンド:TOKYO BLADE、全盛期のメンバーを中心に再結成しニューアルバム・リリース!

 ENFORCER、WHITE WIZZARD、STEELWING、MEAN STREAKなどによるN.W.O.T.H.M.ムーブメントが盛り上がるなか、80年代にコアなメタル・ファンから支持されていた本家本元N.W.O.B.H.M.の名バンド:TOKYO BLADEの再結成アルバム。名盤とされる2ndアルバム『NIGHT OF THE BLADE」は何度も再発をされ、印象的なアートワークもあり中古盤店などでよく見かけていたが、本作はシンガー以外全員その2ndアルバム時のメンバーで制作されているとのことだ。

 中心メンバー、アンディ・ボウルトンいわく「このアルバムは俺達の3枚目のアルバム、あるいは3枚目が本来こうなるはずだった作品と考えている。1984年発表の“Night Of The Blade”を自然と進化させたアルバムで、NWOBHMの栄光の日々を思い出させる」とのこと。当時実際にリリースされた3rdアルバム『BLACKHEARTS AND JADED SPADES』のポップな路線ではなく、本作では本来あるべき姿の正統的なブリティッシュ・ヘヴィ・メタルが聴ける。
 DOMAINのシンガーであるニコライ・ルーノウの声質はロブ・ハルフォードに近く、伸びやかな歌唱・メロディーラインが多いことから、全盛期よりハードさを増した印象。よって初期JUDAS PRIESTをも髣髴とさせるのが楽曲面の特徴だろう。また、ENFOCERなどを見ても分かるとおり醍醐味である“スピード感”が衰えておらず、今年バンド結成30周年を向かえながらもエネルギーが損なわれていないのは、往年のファンにとって喜ばしいことだろう。クリス・タンガリーデスによるプロデュース&ミックスも、あの頃に似た荒々しさを前面に出していて○。期待通りの作品に仕上がっている。

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