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「Dystopia」
ICED EARTH
11.11.23release
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米産ドラマティック・パワー・メタラー:ICED EARTH、ニューシンガーを迎え制作されたニューアルバム!
名作『THE GLORIOUS BURDEN』とその次の8thアルバム『FRAMING ARMAGEDDON:
SOMETHING WICKED PART 1』では、元JUDAS PRIESTで現Ymgwie Malmateen's Rising
Forceのティム“リッパー”オーウェンズをシンガーに迎え注目を浴びるが、2008年リリースの前作『THE
CRUCIBLE OF MAN: SOMETHING WICKED PART 2』ではマシュー・バーロウが復帰しファンを喜ばせたICED
EARTH。しかし彼は再びバンドを去っており、本作はINTO ETERNITYのシンガー:ステュウ・ブロックを後任に迎えたニューラインナップにより制作されている。
そのステュウのヴォーカル・スタイルはティム・リッパー同様、メロディアスにもエクストリームにも歌えるもの。しかし、表現力で言うとティムよりもだんぜん幅が広く、ストロング系から、中音域では甘い声によりメロウな表現も出来るし、はたまたミッドナイト/CRIMSON
GLORYばりの超絶ハイトーンをも繰り出してくる。これまでジョン・シェイファーが創り上げてきたICED
EARTHサウンドは、良くも悪くも画一的な硬質さがあったが、本作はそんなステュウのお陰で非常にバラエティー豊かになっている…というかそう聴こえるのかもしれない。もちろん、これまでにも構築美溢れるヘヴィ・メタルをやってきただけにそれなりのバリエーションはあったが、個人的には以前の作品に比べて圧倒的に色彩豊かに写るのだ。
おそらく歌詞/歌を後からつけるソングライティング方法をとっているバンドだけに、ヴォーカル・ラインはシンガーのセンスによって大きく左右されるが、ステュウはメロディーセンスの面においてもやはり秀逸だ。エクストリームスタイルとキャッチーな中音域が共存することで醸し出す“モダン・テイスト”が、もしかしたらコアなファンには賛否両論なのかもしれないが、個人的には吉と出た作品だと思う。そんな彼を迎えたからこそ、ぜひ次作はコンセプト・アルバムを期待したい。 |
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