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「Alloy」
TRILLIUM
11.11.16release
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実力派フィメール・シンガー:アマンダ・サマーヴィルによる、シンフォニック/ゴシック・メタル・プロジェクト:TRILLIUMのデビュー作!
AVANTASIAをはじめKAMELOT、EPICA、AFTER FOREVERなどにゲスト参加し、最近ではあのマイケル・キスクとのハードロック・プロジェクト:KISKE
SOMERVILLEやAVANTASIAでの来日など、シーンにその存在を知らしめてきた女性シンガー、アマンダ・サマーヴィルによるTRILLIUMのデビュー作。歌の上手さは今更言うまでもないが、そこに加えサシャ・ピートとミロが全面的に関わっている(ギターは元AFTER
FOREVER)ことからも、注目するファンも少なくないだろう。その期待に沿った、非常に聴き応えのある作品に仕上がっている。
サウンドは、ミロによるオーケストレーションを用いたシンフォニック・サウンドに包まれ、ダークかつ荘厳な世界観で統一したゴシック・メタル。AFTER
FOREVERや初期のEPICAなどに近いが、よりアマンダの表現豊かなヴォーカルを前面に押し出したサウンドメイキングやアレンジが特徴で、展開もシンプル。インスト陣もあまり主張をしていないため、上述の2バンドを期待するとちょっと物足りないかもしれないが、WITHIN
TEMPTATIONをもっとダークかつゴシカルにした、と言えば想像しやすいかもしれない。
情感豊かなアマンダのヴォーカルとサシャ&ミロが徹底して創り上げる暗黒世界は、一聴すると取っ付き難いものかもしれないが、じっくり聴きこむとやはりその緻密な楽曲作りにのめり込んでいく魅力を持っている。“これ一曲”というものはないなかで、すべての曲が高いクオリティーでしっかり創りこまれている点はさすがの仕上がりだ。
なぜかパッとしない前半に比べ、フックのあるメロディーでさすがの高揚感をもたらす「Mistaken」,「Into
The Dissonance」、ミロの十八番、オーケストレーションによる映画のサントラのようなインストを打ち破り登場するゲストシンガー:ヨルン・ランデ(MASTERPLAN)の存在感が凄まじい「Scream
It」など、後半にハイライトが多いのは個人的な好みか?そんななか、「Bow To
The Ego」などでのアマンダの表現力は改めて“なぜ今まで大きな陽の目にあたらなかったのか”が疑問となる。聴き終えてみると、KAMELOTの『GHOST
OPERA』が好きなリスナーなら本作は間違いないと思う。 |
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