DEREK SHERINIAN/「Oceana」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-
「Oceana」DEREK SHERINIANジャケ写
「Oceana」
DEREK SHERINIAN

11.10.19release

 元DREAM THEATERのキーボーディスト:デレク・シェリニアンの、サイモン・フィリップスとの共同プロジェクトによるソロアルバム!

 DREAM THEATERの2nd『AWAKE』時のツアーとアルバム『A Change of Seasons」,『Falling Into Infinity』に参加し、脱退後はセッション活動を主にシーンで活躍しているキーボーディスト:デレク・シェリニアンの新しいソロ・アルバム。本作は名ドラマー:サイモン・フィリップスとの共同プロデュースということもあり、これまでのソロ作で見られたメタリック・チューンは排除し、フュージョン系の楽曲に的を絞った作風に仕上がっているのが最大のポイントだ。

 これまでもイングヴェイをはじめザック・ワイルド、ジョン・サイクス、ブラッド・ギルスなどの大物HM/HR系ギタリストをゲストプレイヤーとして迎えてきたが、本作でもスティーヴ・ルカサー、ダグ・アルドリッチ、トニー・マカパイン、スティーヴ・スティーヴンス、ジョー・ボナマッサという豪華メンバーが参加。ハードロック界中心ながら、幅広いプレイスタイルを持ったギタリストを迎えている点からも本作のサウンドを予想できるだろう。
 キーボーディストのソロ作というより、むしろ聴き応えのあるインストアルバムというところに重点を置いたこれまで同様。どちらかというとメタルやテクニック指向のプログレ・ファンではなく、フュージョンなど“大人のインスト”が好きなファン向けと言っても差し支えない作品であり、デレクも今回はこれを意図してサイモン・フィリップスに共同プロデュースを持ちかけたのであろう。筆者のようなデレクの荒々しいヘヴィ・プログレッシブ感が好きなファンにはちょっと物足りないと思う。が、作品としてのクオリティーとしてはお墨付き。

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