GOTTHARD/「HOMEGROWN - ALIVE IN LUGANO」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-

「HOMEGROWN - ALIVE IN LUGANO」GOTTHARDジャケ写
「HOMEGROWN - ALIVE IN LUGANO」
GOTTHARD

11.9.21release



Homegrown - Alive In Lugano - ゴツトハード
 故スティーヴ・リーのパフォーマンスを収めた、GOTTHARD白熱のライブアルバム!

 GOTTHARDが母国スイスの都市ルガーノで2010年7月に行ったライブ・パフォーマンスを収録した本作。亡きスティーヴ・リーの最後のライブ・アルバムとなるであろう作品だが、この素晴らしい歌声がもう生で聴かれないと思うと、本作に収められたオーディエンスの盛り上がりようと、それを誘引させたスティーヴはじめバンドのパフォーマンス、そして良質で叙情的なメロディー群が余計に感動的に聴こえる。

 ライブ盤としてリリース予定はなかっただろうし、とあれば当然オーヴァーダブなどはない(と思う)。しかしその必要のないことは彼らのライブを体験したファンであればご存知のとおり。CDよりも数倍に聴き手の心を動かすスティーヴの歌は、HM/HRシーンにおいてやはり特別な存在であったことを改めて思わせる。なくなってはじめて気付く大きな存在、それが本作でよりいっそう痛感させられるのだ。

 スティーヴばかりでなくバンドの一体感も見事だ。レオのギターはライブならではのエネルギーを発散し、「Gone Too Far」、「I don't Mind」、「The Oscar Goes Too...」など、昨今のハードチューンをよりパワフルにする。ギターとスティーヴの掛け合いから名曲「Sister Moon」への流れも見事だ。そしてアルバム最後に収録された、たおやかな未発表曲「The Train」で聴けるスティーヴの温かでハートフルな声には泣かされること必至。ただそれと同時に、なんとなくまた直ぐにでも歌声を聴かせてくれるような安堵感を与えてくれる。彼の優しい人間性そのままの声が我々の心を抱擁してくれるかのように…。 (R.I.P. Steve... アルバム「HUMAN ZOO」時インタビュー

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