HOLY MARTYR/「INVINCIBLE」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-

「INVINCIBLE」HOLY MARTYRジャケ写
「INVINCIBLE
〜天下無敵の戦士〜」
HOLY MARTYR

11.9.21release

 イタリアン・サムライ・メタラー:HOLY MARTYR、日本の歴史をテーマにした3rdアルバム!

 歌舞伎を彷彿させるメイクを施したメンバーショットも強烈なインパクトを放つ、ツインギターを擁する5人組イタリアン・メタラー:HOLY MARTYRの3rdアルバム。90年代に結成され、レーベル契約前のデモEP時よりペルシア戦争や古代ローマなど、各国の歴史をテーマに作品作りをしてきており、2008年リリースの前作『Hellenic Warrior Spirit』では古代ギリシャを描いたコンセプトアルバムに仕上げている。そして日本デビューを飾る本作では、日本の歴史をピックアップ。なんでも創設メンバーでもあるギタリストのイヴァノ・スピガが黒澤明監督映画を深く敬愛するとのことで、「7人の侍」や「影武者」などの映画と同タイトルの曲も存在する。

 サウンドは前述の内容から日本的な音階、演出の多用を想像するかもしれないが、実はいたって硬質なピュア・メタル。若干ハスキーがかったガッツ溢れるヴォーカルや、分かり易いメロディー&アグレッシヴ感は少し以前のGRAVE DIGGERにも通じる。イタリア勢にしてはめずらしくシンフォニックなテイストも皆無で、IRON MAIDEN直系のツインギターを絡めつつ重心がどっしりとした楽曲群には好感が持てる。よ〜く聴けば分かる程度の日本語の導入も◎。モダンさやキャッチーなメロはないが、硬派なピュアメタルが好きな方なら楽しめると思う。

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