WISDOM/「JUDAS」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2011-

「JUDAS」WISDOMジャケ写
「JUDAS」
WISDOM

11.9.21release

 ハンガリー産メロディック・パワーメタラー:WISDOM、5年ぶりとなる2ndアルバム!

 ハンガリーの首都、ブダペストで結成されたツインギターを擁す5人組:WISDOMの2nd。2006年リリースの1stフルアルバムはハンガリー・ミュージック・アワードで“ベスト・メタル・アルバム”に輝くなど、本国随一のメタラーとしての地位を築いているとのこと。前作からシンガーが交代している。

 サウンドは土地柄か、どことなく北欧民謡的な感触を与えるメロディーが魅力のメロディック・パワー・メタル。いわゆるBLIND GURDIAN系のクワイアなどジャーマン・メタルの要素も強いが普遍的な北欧メタル・テイストも持っており、良くあるスタイルながらWISDOMの個性を持っているのも大きな特徴。STRATOVARIUS、SONATA ARCTICAにジャーマン系の勇壮感を足したスピードチューン「Live Forevermore」,「At The Gates」なんかは、特にソレが顕著。例えばPRETTY MAIDSのようなミドルチューン「Somewhere Alone」、ヴァイキングメタル的な「Wander The World」、その名に恥じぬ往年の北欧メタル的な存在感を放つ「Heaven And Hell」、一際キャッチーな「The Prodigal Son」など、全身レザーファッションのヴィジュアルに反した透明感も個人的に嬉しい。
 アレンジの単調さは否めないがメロディーのクオリティーは安定しているし、曲の幅も結構広くて面白い。どっぷりハマる作品ではないけど、安心して楽しめる好盤だ。

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