CRAZY LIXX/「Riot Avenue」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2012-

「Riot Avenue」CRAZY LIXXジャケット画像
「Riot Avenue」
CRAZY LIXX

12.4.18release

 スウェーデン産、人気メロディアス・ハードロッカー:CRAZY LIXX、待望の3rdアルバム!


 前作『New Religion』が日本のメロハーファンの間で注目を浴びたCRAZY LIXX、およそ2年ぶりとなる3rdアルバム。本作制作中にリズム隊が脱退(レコーディングは行った模様)しているものの、その代わりにギタリストを一人加えた新体制で制作されている。

 サウンドはお馴染みのメロディアスでキャッチーなメロディーが満載の、80's型メロディアス・ハードロック。この手のバンドが相次いで外部ライターからのヘルプを受けているなか、CRAZY LIXXはメンバーのみによるソングライティングで、しかも安定したクオリティーの楽曲を書いている点をまずは特筆したい。
 それと、スウェーデンらしい叙情性を随所に残しつつも徹底したUS路線のアリーナ・ロックは、決め手となるメロディー・センスも一級品。コーラスの入れ方やキャッチーさの質はDEF LEPPARD(USではないが)を彷彿とさせるものの、初期SKID ROWのハードロックらしいエネルギッシュさを持ちあわせている点も筆者的にはウレシイ要素。また、どこかでモダンさを導入しようと意識するバンドも多々あるが、本作はストレートに80's的でありメロディー/アレンジ面において非常に耳なじみが良いのも特徴だろう。

 例えばWINGERの「Headed for a Heartbreak」的な泣きのパワーバラード「Only The Dead Know」でみせるアレンジ力もバンドとしてのポテンシャルの高さを伺わせる。さきのH.E.A.TやDYNAZTYのサウンドが魅力的なのもこの点が大きい。そういった意味では、このCRAZY LIXXも数ある現代メロハーバンドの中でもシーンを牽引していく存在になっていくであろう。リズム隊は欠いているもののメインライターのシンガー、ギタリストは健在であり、さらなる前進に期待したい!

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