UFO/「Seven Deadly」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2012-
「Seven Deadly」UFOジャケット画像
「Seven Deadly」
UFO

12.2.22release

 ブリティッシュ・ハードロックの重鎮、UFO約3年ぶりのニューアルバム!

 ギタリストにヴィニー・ムーアを迎えた2004年発表の『YOU ARE HERE』以降、安定したペースでスタジオ・アルバムをリリースしている、ブリティッシュ・レジェンド、UFOの新作。 参加メンバーはフィル・モグ(Vo)、ヴィニー、ポール・レイモンド(Key&Gt)、アンディ・パーカー(Dr)で、今回もピート・ウェイの参加はなくセッション・プレイヤーを起用している

 ヴィニーが参加して4枚目の作品ながら、加入当時=バンド再生時のエネルギーは本作でもまったく失われていない。あくまでもブリティッシュの風格漂うブルージーなロックで、ソウルフルなフィルの渋味ヴォーカルも健在ながら、バラエティーに富んだ楽曲が楽しめるのが“再生後”のUFOの魅力。本作でもそれは同様で、オープニングの「Fight Night」と80'sハードロックの艶やかさを持ったアップテンポチューン「Wonderland」は、何となくマイケル・シェンカー在籍時の構築美が窺える曲。他には、女性シンガーのコーラスがソウルフルな「Mojo Town」、スローな曲調でフィルの声が優しく語り掛ける「Angel Station」、ブルーズロックの王道ブギー・チューンの「Year Of The Gun」,「The Fear」、ハミングが独特の哀感を醸し出す「Burn Your House Down」などが印象に残る楽曲だ。

 どの曲でもヴィニーのハードロック然とした程よくスピーディかつ、エネルギッシュなプレイは間違いなく現UFOの格となっている。そのヴィニーのソロがどの曲でもハイライトの一つとなっているのは昨今のUFO作品に触れている方であれば周知のとおり。本作は“歌もの”というよりも、フィルとヴィニーを中心としたセッションで生まれたかの、良い意味でのラフさが楽曲にみられる仕上がりとなった。

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