Van Halen/「Different Kind of Truth」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2012-

「Different Kind of Truth」Van Halenジャケット画像
「Different Kind of Truth」
Van Halen

release

 デイヴィッド・リー・ロスが復帰したVan Halen、14年ぶりとなるニューアルバム『Different Kind of Truth』!

 “ダイヤモンド・デイヴ”ことデイヴィッド・リー・ロスがアルバム『1984』以来およそ28年ぶりにバンド復帰したVan Halenの、1998年リリースの『Van Halen III』から14年ぶりとなるスタジオ・アルバム。マイケル・アンソニー(Ba)の復帰はなく、本作ではエディーの息子であるウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(21歳!)が参加し、3/4が“ヴァン・ヘイレン”となっている。…ってどうでも良いか。。

 先行で公開されたリード・シングル「Tattoo」は、ファンが寄せる期待と予想から大きく外れることなく、かつモダンな重量感をともなったサウンドであり、まさに“新生Van Halen”に相応しいアップデートした佳曲だ。そして本作に収録される他の曲は、デイヴが脱退する前に書かれた曲が多いこともしかり、そしてデイヴの歌唱は良くも悪くもデイヴ色しか発色しないこともあり、往年のファンの期待に沿った作品でありながら新しい側面も程よく取り入れた理想の音に仕上がっている。
 当時デモが出回っていた「She's The Woman」や、「Hot For Teacher」を現代にアップデートしたかの「China Town」、モダン・ヘヴィネスをフィーチャーした「As Is」,「Honeybabysweetiedoll」など、アルバム全編からロックシーンを牽引した“バンド”らしいVan Halenサウンドが楽しめる。

 歌モノとして聴くにはサミー・ヘイガー時代の楽曲に適わず、名曲こそないが、やはりデイヴの歌が乗る事によりバンド全体のグルーヴがVan Halenそのものになっている本作。まさにアメリカン・ハードロックの王道的サウンドであり、往年のエネルギーがまったく損なわれていないのが何よりも嬉しい。流石の仕上がりだ。

home album review interview alive&kickin' release info catch the move A to Z links contact