GURD/「NEVER FAIL」レビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
ヘビーメタル、ハードロックアルバムレビュー
-2012-
「NEVER FAIL」GURDジャケット画像
「NEVER FAIL」
GURD

12.3.14release

 POLTERGEISTの元メンバーを擁するスラッシュ・メタラー:GURD、通算9枚目となる本邦デビューアルバム『NEVER FAIL』!


 スイス出身のスラッシュ・メタル・バンドとして、またシンガーがシュミーア(Vo)脱退後のDESTRUCTIONに加入したことで、90年代にここ日本でも知る人ゾ知る存在であったPOLTERGEIST。本作は同バンドが解散した翌年に結成され、1995年に『Gurd』でデビューしたGURDの9thアルバムだ。

 サウンドの基盤はPOLTERGEISTからの順当な流れをくんだスラッシュ・メタルだが、メロディアスかつドラマティックなギターをフィーチャーするなどパワー・メタル的な要素もあった前身バンドとは違い、モダンなアグレッションを伴ったスラッシュ・サウンドを披露している。POLTERGEISTの唯一のオリジナル・メンバーであるV.O.プルヴァーがGURDではヴォーカル/ギターを務めているが、前述のPOLTERGEISTにあったドラマティックなギターが後退している点は個人的に少々残念。ただ、さすが17年選手だけにヴォーカルも堂々たるもので、その歌唱はハードコア的な要素/モダンさをももたらしている。

 アートワークから漂ってくるパンキッシュな軽々しさ(?)はなく、ベテランならではの安定感のあるサウンドは、オールドスクールのスラッシュ・メタルにハードコア的重量感を加えたような仕上がり。USハードコア的な「Burn Yourself」には Pro-PainのTom Klimchuckがゲスト参加しており、本作中最も魅力的なギターソロを披露している。

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