2000.5.8-5.9 ON AIR EAST in TOKYO
Supported by PONY CANYON INC.
All Pictures by Osamu“TIO”Suzuki
(写真はすべて5/8のものです)

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 オープニング・アクトを見事に務めた日本のバンド、オセロケッツが「僕らはENUFF ZNUFFのコピー・バンドをやっていたんです!!」とファンには嬉しい言葉を残してENUFF ZNUFFのライヴがスタート!! 個人的に彼らのライヴは初体験だったが、アルバムとはまた違い、エネルギッシュで楽しいロック・ショウだった。まさかTHE BEATLESの「Revolution」で幕を開けるとは思わなかったが、なるほどTHE BEATLESを敬愛する彼ららしいオープニングだった。すでに大盛り上がりとなった会場は続く「We're Alright」では大合唱となリ、タテのりの波ができるほど。続く「Kiss The Clown」、「Heaven Or Hell」も懐かしく、嬉しい選曲で、ポップで弾けるようなサウンドにライヴならではアグレッシヴさが加わっていた。それにしてもフロント・マンであるドニー・ヴィーには華やかさがある。グラムっぽいルックスは、現在のロック・スターが忘れてしまっている姿がある様に思えた。ギターを弾きながら、髪をなびかせ、歌う姿はカッコイイの一言に尽きる。彼の姿を見れば、みんなバンドをやりたくなるはずだ!! また、その横で、帽子をかぶってリズムを刻むチップ・ズナフとのギャップも面白い。




 ライヴ中盤、ドニーはキーボードの前に座り、こちらもTHE BEATLESの「Imagine」を披露。これがまた実にはまっていた。そしてドラム・ソロを挟んだ終盤は本当に楽しいロック・タイムだ!! ヒット・ソング「There Goes My Heart」もアルバムよりも若干ヘヴィなヴァージョンだったが、思わず体が弾んでしまうメロディを満喫させてくれたし、名曲「Fly High Michelle」、ドニーがマイクを2本使い、声を使い分ける「Rock'n World」の心地良い激しさも素晴らしかった。しかし何といっても、最大のハイライトは「New Thing」!! この曲がファンに愛されていることがよくわかった。会場に詰め掛けたファンが笑顔で、“New Thing”と歌う光景は感動的だった。10年も前の曲がこうやって蘇るのだから、ロック・バンドのライヴには魔法があるということだろう。

 アンコールではデヴィッド・ボウイの「Jean Geanie」、そして「Dear Prudence」が演奏され、メンバーはステージを名残惜しく去って行った。さて、ここで残りのメンバー二人の活躍も伝えておきたい。ギターのモナコは激しいピッキングでギター弦を切りながら演奏を続けるなどガッツ溢れるプレイを披露したかと思えば、ギターを頭の上にのせるマジック!?をみせてくれたりとユーモアぶりを発揮し、ドラムのリッキー・ペアレントは筋肉ムキムキの体が証明するように、アルバムとは別人のような激しいドラミングでENUFF ZNUFFサウンドを支えていた。また、ドラム・スティックを回しながら叩く姿も目に焼きついている。

 “ロックは楽しい!!”ENUFF ZNUFFのライヴにはこの言葉が似合うと思う。なかなか評価されなかったバンドがこうやって元気でいてくれることはファンならずとも感慨深い。ENUFF ZNUFFの時にはヘヴィで、そしてポップで切ないロック・サウンドが世界中に溢れることを予感するライヴだった。もう一度声を大にして言おうじゃないか。“ロックン・ロールはとことん楽しまなきゃね!!”そんな気持ちになった一夜だった。

Yosuke Takahashi from ROCKS ON THE ROAD


2000.5.9 Set List

1.REVOLUTION
2.WE'RE ALL ALRIGHT
3.TAKEN A RIDE
4.KISS THE CLOWN
5.DAY BY DAY
6.HEAVEN OR HELL
7.FOR NOW
8.THE BEAST
9.STONED
10.IMAGINE
11.MY DEAR DREAM
12.VALENTINE SONG

13.IT'S NO GOOD
14.TIME TO LET YOU GO
-DRUM SOLO-
15.BABY LOVES YOU
16.FLY AWAY
17.THERE GOES MY HEART
18.FLY HIGH MICHELLE
19.ROCK'N WORLD
20.NEW THING
-ENCORE-
21.JEAN GEANIE
22.DEAR PRUDENCE


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