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Photos:吉浜 弘之

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SET LIST 〜2003/6/26〜

1.Human Zoo
2.Top Of The World
3.Come Along
4.Vison
5.Have A Little Faith
6.You
7.Sister Moon
8.Still I Belong You
9.What I Like
10.Hush
11.Mountain Mama
12.In The Name

13.One Life, One Soul
14.Janie's Not Alone
15.Where I Belong
16.Long Way Down
17.Movin' On
18.Homerun
〜encore〜
19.Heaven
20.Firedance
21.Mighty Quinn
22.Rock And Roll



 数日間続いた、どんよりとした梅雨空を一気に吹き飛ばす熱気が、ここ渋谷クラブクアトロを包みこんでいた。これまで数多くのライヴを観てきたが、今回のGOTTHARDの来日公演ほど深い感動を覚えたことがあっただろうか? ライヴ本編を劇的に締め括った「Homerun」の演奏が終わると同時に、それまで額からこぼれ落ちていた汗が、大粒の涙に変わっていた...

 一言で言えば、「とにかく楽しい!!!」。スイス本国、ヨーロッパを制覇した彼らのライヴ・パフォーマンスは僕の想像を遥かに超越していた。ハード・ロック、バラード、アコースティック、緩急自在のステージは最新作「Human Zoo」から納得の8曲、そして過去の名曲を織り交ぜた、まさに“Best Of GOTTHARD”で、どの曲もオーディエンスが大声で歌って後押しするという、爽快なものだった。ジャパン・ツアー初日は飛行機による機材の到着の遅れもあってリハーサルも満足にできなったようだが、この夜は、まるでCDを大音量で聴いているような音響の素晴らしさに驚かされた。粗悪な音を聴かせるHR/HM系バンドが多いが、彼らはレベルがまるで違っている。


 互いにレスポールを持ったレオ・レオーニ(もちろんトレード・マーク、黒のレスポール!!)とギター職人マンディ・メイヤーが刻む重厚なギター・リフが心地良い「Human Zoo」から、小さなスイスの国旗が前方で振られる中、オーディエンスを熱狂の渦に叩きこんだ「Top Of The World」、そしてアルバム・テイクよりハードにアレンジされた「Come Along」と、リズム体のグルーヴ感も心地良く、バンドの絶好調ぶりはこのオープニング3曲で伝わってきた。それにしてもスティーヴ・リーの歌の上手さは半端じゃない!!!!! ライヴの音響もヴォーカルを全面に出したものになっており、適度に枯れたソウルフル・ヴォイスがとにかく素晴らしい。ピアノをバックに歌う「Have A Little Faith」や「Heaven」といったバラードは本当に心を癒してくれる。また、フェイクすることなくしっかりとメロディを歌う姿をみていると、巷に溢れかえるアマチュア・レベルのメタル・シンガーなどは遠くスティーヴには敵わないと痛感させられた。

 今夜の渋谷クラブ・クアトロは、満員に近い観客の盛り上がりや、スティーヴの喉を労わって空調が切られていたこともあり、ものすごい熱さだった。が、GOTTHARDが大人のバンドになったと証明する憂いをもった「Vision」やマンディ・メイヤーの繊細なギター・アルペジオやスライド・ギターが楽しめた「You」がオーディエンスの体温をクール・ダウンさせる。レオのギターが大活躍のDEEP PURPLEのカバー「Hush」、スティーヴのブルース・ハープが彩りを添えた「Sister Moon」は懐かしさと同時にGOTTHARDが生粋のハード・ロック・バンドであると教えてくれ、「Still I Belong To You」には泣きのギター・バトルがフィーチュアされていたが、マンディ・メイヤーの姿は若き日のゲイリー・ムーアを見ているようで嬉しくなる。

 「DIAL HARD」からの「Mountain Mama」も彼らの定番曲だが、今のWHITESNAKEでは決して味わえない、ブリティッシュ・ロックの色気がムンムンしていて、レオのトーキング・モジュレーターによる「むあーんていんむぁむぁぁああーーー」というコーラスにはオーディエンスも大声で応えていた。


 ライヴ中盤はアコースティック・セットが用意されて「G.」からの「In The Name」は一味違ったアレンジで披露され、2本とスティーヴの熱唱で綴られた「One Life One Soul」の2番のサビは何万もの観客がいるかのような大合唱で、日本のファンの温かさにメンバーも満足気だった。スティーヴは「アリガトウゴザイマス!!」とやたら日本語の発音が上手い!!

 アルバムでは少し地味に感じた「Where I Belong」が個人的には今夜のベスト・テイク!! 静と動のコントラストも最高で、ポジティヴなメッセージが詰まったキャッチーなサビでは思わず飛び跳ねて、歌ってしまった。さらに、レオがギター・リフを次々に弾きだし、オーディエンスと掛け合いながら「Movin’ On」になだれ込む。フロアの盛り上がりはこの曲でこの日最高潮となり、人並みがうねりまくり、続く、レオが天にも上っていくようなリード・ギターのメロディが涙を誘う名曲「Homerun」で幕を閉じた。アンコールはオマケに過ぎないと思うほど、本編の構成は見事で、無駄なドラム・ソロ等がなかったのも個人的には好感がもてた。もし、ライヴ・レコーディングされていれば、名ライヴ盤が出来たのは間違いないだろう!!

 彼らはこう言う、「会場がいくら小さくなろうとも、日本のファンは素晴らしいし、また絶対に戻ってきたい!!」と!! ヨーロッパではかなりビッグな彼等だが、GOTTHARDのように本物の“歌”を聴かせるハード・ロック・バンドは日本では過小評価が続いている。GOTTHARDは一部のハードロック・ファンだけに喜ばれる存在ではないはずだ!

 次回はもっともっと、もっと多くのファンに観てもらいたい!!!て、言うか「絶対に観なさい!!!」  “楽器もろくに演奏できない自称アーティストやレズまがいのアホどもが武道館や東京ドームでライヴを行えるご時世。本物のアーティストであるGOTTHARDが小さなクラブでしか演奏できないなんて...” そんな複雑な気持ちも強く抱かせるハード・ロックの楽しさを胸いっぱいに教えてくれたパフォーマンスだった!! GOTTHARDこそ現代ハード・ロックの頂点だ!!!!

               (Live Reported By Yosuke Takahashi)


Coming soon!!
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