Yngwie J.Malmsteen's Rising Force live in JAPAN !!
Supported by PONY CANYON INC.

photos by OSAMU“TIO”SUZUKI (写真は'99.11.27渋谷公会堂 のものです)

mark&yngwie

SET LIST at 神奈川県民ホール '99.12.2
1Intro〜Playing With Fire
2.Deamon Dance
3.Stand
4.Blitzkrieg
5.Leonardo
6.Far Beyond The Sun〜Guitar solo
7.Vocal solo
8.Legion Of The Damned
9.Asylum 1,2,3
10.Drum solo (John&Yngwie!)
11.Bass solo
12.Burn
13.Dreaming
14.Blue
15.Wield My Sword
16.Hangar 18 / Area 51
−encore−
17.Accoustic Guitar solo〜Liar


Live Report at 神奈川県民ホール '99.12.2matts

 僕個人、イングヴェイのギターは当然の如く、新作「ALCHEMY」でも素晴らしい歌を披露してくれたマーク・ボールズにも大きな期待を持って会場へ向かった。しかし会場へ着いてビックリ、何と客の入りが半分以下!!! PA席の通路より後ろにも、2階席にも誰もいなかった!!! つい何年か前までは武道館を満員にしていたのに…この事実に大きなショックを受けしばらく呆然としてしまった。これではイングヴェイが腹を立て帰ってしまわないかと心配までをしていたところ、定刻から約20分後紛れもない、一聴してイングヴェイのものと分かるストラトの音色が場内に響きわたった。客席は待っていました言わんばかりにそれに全員総立ちで答える中、オープニング・チューンは僕の予想に反して、壮絶な速弾きから始まるミドル・チューンの「Playing〜」が演奏された。髪型を変えた(笑)マーク・ボールズのハイトーンで気持ちよく伸びる歌声が場内に響きわたり、僕の期待どうりの素晴らしい声を聴かせてくれる。続いてイングヴェイの短い挨拶をはさみ、さすが熟知した選曲で新作からの、誰もが待っていた(?!)スピード・チューン!!! マークの声は歌い出しのハイトーンも完璧で実に素晴らしく、鳥肌が立った!!!。イングヴェイの完全インプロビゼーション・ソロも相変わらず壮絶で素晴らしい!!! マークの少年のよyngwie&markうな(笑)高い声で客を煽り、挨拶に続いてキャッチーな「Stand」、アルバムのオープニングに収録されハイテクニックなイントロ部分も完璧に弾きこなしていたインストの「Blitzkrieg」、イントロの幻想的なコーラスが場内に響きわたりアウトロ部でも弾きまくっていた「Leonardo」と新作から5曲演奏され、力作「ALCHEMY」への思い入れがよく伺えるオープニングだ。そんな新作からの5連発の後は今日2曲目のインスト、名曲「Far Beyond〜」からギター・ソロへと流れるイングヴェイのライブでは定番中の定番!!!これをやらずには始まらないのだろう(?!) その「Far Beyond〜」だがいつもよりもだいぶテンポが遅いような気がしたが、ドラマーのテンポなのだろうか? おきまりの弦切りでイングヴェイが裏に引いた後、袖から何やら怪しげなレース(?)をはおり登場し、何と(!!!!)テープをバックにオペラを歌う、マークのヴォーカル・ソロが披露されたではないか!!! シンガーにソロタイムを与えるなんてイングヴェイでは今まで考えられなかった事だと驚いているさなか、マーク本人はヘヴィ・メタルを歌う声とは全く異なったプロのテノール歌手のような唱法で堂々たる素晴らしい歌いっぷりで場内を釘付けにさせ、歌い終わった後は観客全員の大きな拍手が長い間続いた。続いて再び新作からの個人的にも好きな曲「Legion Of〜」が演奏され、ヘヴィ・メタル・シンガーに戻ったマークの壮絶なハイトーンを見せてくれた。続いてマークが、「次は新作からのクレジーなギター・ソングだ」と「Asylum」を紹介。イングヴェイ自身某雑誌のインタビューで゛久しぶりに練習を要した難しい曲"と語っていたインスト大作だが、何の問題もなく弾きこなしていた!!! アコースティック・パートでは新しい(?)ガット弦ギターを使用していたせいか、幾分弾きずらそうに思えた。この曲の後半のヘヴィなパートからドラム・ソロへとつながる。ジョン・マカルソのテクニカルなドラム・ソロが続く中、ちらちらと舞台袖の方を気にしながらプレイしていたがどうしたのだろうと思っていたところ、何と袖からもう一台のドラム・セットを誰か巨大な人物が叩きながら、randy何人かのクルーに手動で押されて出てきた!!! そう、もう一台のドラムを叩いているのは紛れもないイングヴェイだった!!! ツー・バスを取り入れたイングヴェイの力強い(!!)お遊びドラミングもなかなかで珍しい物が見れたが、しばらくというか、大分長めのイングヴェイ&ジョンのドラム・バトルが繰り広げられた・・・。続いて今度はベース・ソロ。マークの紹介で初めて気がついたが、このベーシストはランディ・コーヴェンだった。速弾きやタッピングなどを交えたテクニカルなソロだったが、突然弾くのをやめるかのように終わった・・・。長い長いソロ・タイムが続いた後イングヴェイがメンバーを紹介し、チラッと「Burn」のリフを弾き出す。客の反応が良かったせいか、気を良くしたイングヴェイが突然セット・リストを換え「Burn」をフルで完奏させてしまうというハプニングが起こった!!!これに一番驚いていたのはおそらくマークだっただろう、凄くあやしい歌詞だったが何とか歌いきっていた。突然の事態に苦笑のマークが「Dreaming」を紹介。しかしイングヴェイは今度「Smoke On The Water」のリフを弾き始めたが、さすがにもう一発はなく「Dreaming」が演奏される。何で今この曲をと思ったが、新作にはバラードがないしここ最近のアルバムのバラードは、その時々の奥さんに捧げられた曲だったからなのか(?!)、と余計な事が頭をよぎった。john久しぶりにこの曲を聴いたがマークの感情移入が素晴らしく(!!)ジョー・リン・ターナーが歌った名曲を負けず劣らずのマークバージョンで聴けるとは思ってもみなかった。続いて新作からインスト「BLUE」、今後もセット・リストに加わるであろうスピード・チューンの名曲2曲「Wield My〜」,「Hangar18〜」とハイテンションで本編が閉まる。客一人一人の精一杯のアンコールを求める手拍子にこたえ、イングヴェイのアコースティック・ソロが始まる。前述したがアコースティック・ギターは相変わらず弾きずらそうに見えた。この後はお決まりの「Black Star」への流れだと思いきや、始まったのは名盤「TRILOGY」から名曲「Liar」!!! 観客全員大喜びで盛り上がる!!! 「I'll See The〜」のライブ・バージョンと同じようにサビのコーラス部で全ての楽器がブレイクするという、クールなアレンジがされたこの曲がラストを飾った。新作「ALCHEMY」から「Voodoo Nights」とボーナス・トラックの「God Is God」以外全てがプレイされ、過去の曲は3曲のみというセット・リストにイングヴェイが新作にどれだけの自信と力が込められているかが示されたライブであり、昔の曲をもっとやって欲しかったというファンも少なくないだろうと思うがファンサービスに富んだ、和やかなライブを楽しむことができた。

M.H


【KICKIN' & ALIVE TOP】