DARK FUNERAL
ブラック・メタル界の帝王、2002年10月祝来日公演!!
ギタリスト、ロード・アーリマンとのスペシャル・インタビュー!!

協力:サウンドホリック

*バンド結成の経緯と各メンバーのバック・グラウンドを教えていただきますか?

俺はスコットランドの北部の出身なんだ。 そこでSATANS DESCIPLESというバンドをやっていた。 だけどそのバンドじゃ未来はないなと思って先へ進む為にストックホルムに出てきたんだ。 この手の音楽シーンはストックホルムが本場だからね。 それでストックホルムでメンバー探しにとりかかったんだけど、約2年かかったよ。 いろんな人を試したけど、ろくでもない奴ばかりでね。 それで最終的に自分にとってピッタリの4人を見つけて、そこから音楽を本格的に始めたんだ。

*今の4人ではないですよね?

ああ、違うよ。 初めから話すと、語る事が山ほどある。 最初はセムグロスがボーカリストで、ブラックムーンがギター、ドラムはドラウガンだ。

*バンドのコンセプトがありましたら教えて下さい。

HAIL METAL!HAIL SATAN!だ(笑)

*DARK FUNERALのサウンドは他のブラック・メタル・バンドとは格が違う"凄み"が感じられます。 何がそう思わせているのでしょうか?特別な何かがありましたら教えて下さい。

自分達がタフガイで、クレイジー・マザーファッカーだからだ(笑)。 まじめな話、自分達が何物か忘れない、つまりルーツを守り、自分達がどういう信念で出発したかという事を忘れないからだろう。 俺らは常にブルータルであり続ける。 途中で変わってしまうバンドもいるが、俺達は違う。 だから特別な存在でいられるのであろう。
 他のブラック・メタル・バンドと格が違うという理由の1つは、俺達は常にエクストリームであるからだ。 ヨーロッパでは多くのデス/ブラック・メタル・バンドがだんだんスローにソフトで、コマーシャル路線を狙うようになってきている。 それは良くないことだ。 だけど、俺達はエクストリームを続けたいし、それが重要な事だと思うし、実際にそうしている。 俺達としては自分達の達成したものに対して誇りを持っている。 だから自分達のルーツを楽しんで賞賛してくれるのは嬉しいよ。

*本国スウェーデンにおける音楽シーンの状況を教えていただけますか?

最近のヨーロッパのエクストリーム・メタルは死んだも同然だな。 かつてはこの手の素晴らしいミュージシャンがスウェーデンから出てきてはいたが、現在では殆ど、エクストリーム・バンドのライブはスウェーデンやノルウェーでは出来ない状況なんだ。 というのもコストがとても高いんだよ。 会場を借りるのだけでも非常にお金がかかる。 残念なことだ。 だから俺達としてはこの状況が変わればいいと思っているんだけど、なかなか難しいね。 実際DARK FUNERALも'96年からスウェーデンでは3,4回くらいしかライブをやっていない。 多くは他の国でライブをやっているんだ。


*そんな現在のスウェーデンの音楽シーンにおけるDARK FUNERALのポジションはどのような感じですか?

ヨーロッパのメタル・シーンの中ではビッグだ。 実際メタル・チャートでベスト・バンドの1つにノミネートされた事もあるし、レコードの売上もすごく良い。 スウェーデンにおけるIRON MAIDENの売上と同じくらい売れている。 にも関わらず、さっきも言ったように本国でライブを出来ないのは変な話だよ。
 例え自分達がどんなにレコードを売っていたとしても、音楽業界の連中はたかがブラック・メタルのバンドとしか見ないんだ。 スウェーデンの音楽業界ではブラック・メタルをシリアスに受け止めない奴等が多い。 実際ブラック・メタルをプレイしている奴等はシリアスに考えているのにも関わらずにね。 普通のロック・バンドより俺達の方が2倍もレコード・セールスが良かったとしても、コンサートや報酬に関しては、ロック・バンドの方が2倍も3倍も多く貰える状況なんだ。 例えばHELLACOPTERSとレコード・セールスを比べると、俺達の方が売上が良かったにも関わらず、スウェーデンのMTVではHELLACOPTERSにゴールド・プレートをあげたりする。 俺達は一切そういったものはもらえない。 その理由としては、メディアがブラック・メタル・バンドと真剣に関わるのを嫌がっている節があるし、俺達があまりにもエクストリームだからそうなるんだろうね。

*メンバーのみなさんは専業ミュージシャンですか?

皆専業だよ。 生活が出来て飯が食えてビールが飲めればそれでいいよ。 音楽だけじゃ食べていけないという奴は、金持ちになりたいとかいろんなものが欲しいとかいう気持ちがあるからだろう。 俺達は別にBMWを買う金なんて無いけれど、自分のアパートがあって寝るところがあって飯が食えるんだからそれで十分だ。 だから皆専業でやっているんだ。 まぁ、どっちかっていうとEASY GOINGなところがあるから音楽をやって楽しく生きれればそれでいい。

*最新作「DIABOLIS INTERIUM」は素晴らしいアルバムに仕上がり、ここ日本でも多くのブラック・メタル・ファンの心を掴んだと思います。 他の国での反応はどうでしたか?

他の国でも反応は凄く良かった。 実際ドイツとかの大手のメタル雑誌でもとても高い評価を得て、自分達でも信じられないくらいだったよ。 これは皆がエクストリームな音楽に対して、オープンになってきているからじゃないかな。

*オリジナル曲にはギター・ソロがありませんが、なぜですか? 何か意図がありましたら教えて下さい。

弾けないからだよ(爆笑)。 というのは冗談で、DARK FUNERALの音楽にはギター・ソロは合わないと思うからやっていないだけだ。


*精神面やサウンドにおいて、リスペクト出来るブラック・メタル・バンドはいますか?

DIMMU BORGIRだ。 実際彼らとは友達だし、お互いコンサートを見に行ったりする。 彼らは精神的な面でも尊敬できる奴等だよ。

*MARDUKはいかがですか?

もちろんMARDUKとも知りあいだよ。 特にフレドリックと頻繁に会っている。 あとリージョンとか・・・一緒に車でパーティに行ったりする間柄だ。

*日本へ来る前にどこかでツアーをされましたか?

アメリカを廻ったよ。 その前もヨーロッパ全土をツアーしていたし、これからも南米でツアーする。 殆ど世界中ツアーしている。 していないのはアフリカぐらいだ。 アフリカではエクストリーム・メタルが流行っているのかどうか知らないけどね。 南米というのは俺達にとって重要な国になるだろう。 ただ、ギタリストのドミニオンがこのツアーの後辞めてしまうから、新しいギタリストを見つけたら1月か2月に南米に行きたいと思っている


*台湾にも行くのですよね?

そうだ。 日本の直後、台湾とシンガポールに行く。 ただ、ショウは1回ずつだけどな。 台湾では今回共演したCHTHONICと出る予定だ。

どうもありがとう御座いました!!




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