Yngwie J. Malmsteen's Rising Force

アメリカン・ツアー決定!!
11月からDIO、DOROと共に全米ツアーに突入!!
また、「WAR TO END ALL WARS」は11月30日にアメリカでもリリースされます!!

WAR TO END ALL WARS / YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE
2000.11.22 Release
PCCY-01483 ポニーキャニオン

レコーディング・メンバー
YNGWIE J. MALMSTEEN(G.B)
MARK BOALS(Vo)
MATS OLAUSSON(Key)
JOHN MACALUSO(Dr)

プロデューサー
YNGWIE J. MALMSTEEN

1.Prophet Of Doom
(Interlude contains a variation a theme by Nicolo Paganini)
2.Crucify
3.Bad Reputation
4. Catch 22
5.Masquerade
6.Molto Arpeggiosa *Instrumental
7.Miracle Of Life
8.The Wizard
9.Preludium *Instrumental
10.Wild One
11.Tarot
12.Instru-Mental Institution *Instrumental
13.War To End All Wars
14.Treasure From The East * Instrumental ★
15.Requiem * Instrumental ★

★ 日本盤のみのボーナス・トラック
 イングヴェイの音楽に最も合うシンガー、マーク・ボールズ再加入2作目、通算12作目のニュー・アルバム!!! 残念ながら本作をもってマークは再び脱退してしまうが、このニュー・アルバムでも彼の素晴らしい歌唱がさえ渡っている。
 前作「ALCHEMY」同様、本作でも楽曲、ギタープレイ共々攻撃的な物が多い。 パガニーニのカプリースの一節を取り入れた「Prophet Of Doom」ではオペラティックなコーラス・ワークがあったり、疾走型チューンながらもキャッチーなメロディーを持つ「Masquerade」、クラシカルなコーラスの上でイングヴェイ自信がリード・ヴォーカルをとる「Bad Reputation」など、多少の目新しさが見当たるも、おなじみの様式美メタル・チューン満載の音楽性は毎度おなじみ。 イングヴェイのように毎回同じ方向性の音楽をやるアーティストは毎回同じでつまらないと言われるし、方向転換すると変わってしまったと嘆かれるし、リスナーは勝手なものだがイングヴェイ自身、自分の得意とするもの、やるべき事がよく分かっている。

 教則ビデオで登場した「Arpeggio From Hell」が元となった「Molto Arpeggiosa」をはじめとするインストが5曲(内2曲はボーナス・トラック)と本作でも多めだが、ストリングスを大々的にフューチャーした「Preludium」はオーケストラとやった例の作品に入れられそうなクラシカルな佳曲。 サウンド面は、ドラムの音の軽さやミックスのバランスの悪さなど前作同様決して良いものとは言えないが、イングヴェイ自身アマチュア時代から愛用していたという通称"ダッグ"と呼ばれるストラトを使用していて、「このストラトが一番ボトムの効いたディストーション・サウンドがでる」という本人の言葉通り、素晴らしいギター・サウンドが聴ける。 楽曲面も良いメロディ・メイカーが曲を作り素晴らしいシンガーが歌っているのだから充実しないわけがなく、中盤の5,7,8,10曲目などは特にお薦め!!! 「Miracle Of Life」はイングヴェイ・バンドでマークが初めて歌う(スタジオ作で)バラードで、素晴らしい歌が堪能できるし、「The Wizard」や「Wild One」ではメロディ・メイカーとしてのイングヴェイの才能が遺憾なく発揮された名曲!!!
 
 本作に対してもいろいろな評論家が様々な意見を言っていいるが、こういった素晴らしい楽曲を書ける、他の追随を許さないイングヴェイの才能に、僕は安心して手を出せる。
 すでにマーク・ボールズの脱退が発表され個人的にも非常に残念だが、シンガーが代われど次作も素晴らしい作品を届けてくれるだろう。 今後はソロキャリアを追求していくというマークも、今月早速ソロアルバムがリリースされ、内容も彼のヴォーカル・スタイルにもってこいの様式美HM系の音楽をやっているので、イングヴェイ共々応援していきたい。


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