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H.E.A.T(Sweden)インタビュー:『LOUD PARK 09』出演直後の彼らを直撃!

Translate:Mariko Kawahara / Live Photo:Hiroyuki Yoshihama / Supported by MARQUEE AVALON
  −みんな日本の地を踏むのは初めて?

H.E.A.T(全員):そうだよ!


−初めての日本はいかがでしたか?

ジミー・ジェイ(以下ジミー) :素晴らしい経験だったよ!渋谷や皇居とか東京の街並みも見れたしね。

ケニー・レックレモ(以下ケニー):街並みも人々も全て素晴らしかった!


−『LOUD PARK』でも一緒に出ていたように、日本ではFAIR WARNINGなどのメロディアス・ハードロックが未だ根強い人気ですがご存知でしたか?

ヨナ・ティー(以下ヨナ):だったら良いなとは思っていたけど…ハッキリしたことは知らなかった。

クラッシュ:80年代にメロディック・ロックが流行っていた時、もちろん日本でも人気があったのは知っていた。でも、未だに日本でこの手のバンドの人気があることは知らなかったよ!昨日の『LOUD PARK』でGOTTHARDやFAIR WARNINGのライブを見てホントに彼らが歓迎されているのが分かったし、僕らもまた戻ってきたいと思ったね。


−日本デビューにあたってはEDGUYのトビアス・サメットがサポートをしてくれたそうですが、具体的にはどんなことを?

ケニー:実はスウェーデンの(H.E.A.Tの)エージェントがEDGUYとも親しくて、俺たちがツアーに出る3ヶ月前にエージェントを通じトビアスにCDを渡したんだ。でも彼はそれをなくしてしまったらしくてね(笑)結局、ネットでH.E.A.Tの音楽を聴いてくれたらしいんだけど、それが凄く気に入ってくれたようで、彼にとって“人生初のiTuneからの購入”でH.E.A.Tの音楽を買ってくれたんだ。そしたらトビアスは俺たちの音楽を更に気に入ってくれて、「これは一緒にツアーをやらなければいけない!」と思ってくれたみたい。日本のレコード会社にも紹介をしてくれたんだ。


−本邦デビューから1年も経たない内に来日公演を行ったわけですが、『LOUD PARK』への出演が決まった時はどんな気持ちでしたか?

ケニー:家で飛び回って喜んだよ!日本に来るのが夢だったから、それが適うんだってね!俺たちのヒーローだったJOURNEYやEUROPEが日本で成功しているのは聞いていたし、日本に行けたらいいなって思っていた。他のメンバーにはリハーサルに行った時に俺が知らせたんだけど、みんなホントに喜んでたよな!まさに「Oh my god!」ってな感じだった(笑)。


−その『LOUD PARK』でのライブはいかがでしたか?

ジミー:とても素晴らしい経験だったね。特に、早い時間の出演だったにも関わらず、ファンが最初から大勢いてくれたのには驚いた。スウェーデンではこんな事はまずないからね。ヘッドライナーの時にオーディエンスが大勢いれば良い方で、その前に出るビッグでないバンドは皆ほとんど気にしてなくて、出来るだけ長く家に居てから出かけることが多いのさ。だからホントに嬉しかったよ。


−他の出演バンドで気になったバンドはありましたか?

クラッシュ:GOTTHARDだね!去年の夏に『SWEDEN ROCK FESTIVAL』でも見たんだけど、前半を見逃してしまってね。でも今回はフルで見れて良かった。

ヨナ:俺もGOTTHARDはもちろん、FAIR WARNINGもよかったね!初めて彼らのショーを見たんだけど、シンガーも良かったし、全体のパフォーマンスも良かった!SLAYERは30秒だけみたよ(笑)

ケニー:GOTTHARDやFAIR WARNINGもそうだけど、SLAYERも良かった。そんなに彼らの音楽を聴いてきたわけではないけど、やっぱり凄いバンドだったね。

ジミー:GOTTHARDやFAIR WARNINGは皆と同じだけど、意外とHIBRIAが良かったな。
ヨナ:俺は、同じスウェーデンのバンドで一緒にツアーもした事があるDEAD BY APRILかな。

ケニー:あと一人忘れていた!ROB ZOMBIEは最高だった!


−H.E.A.Tのパフォーマンスはメンバー一人一人がステージ上を動きまわり、“見せる”パフォーマンスを心掛けていると感じました。ステージパフォーマンスにおいて影響を受けたバンド、プレイヤーは誰ですか?

ヨナ:IRON MAIDENのライブのエネルギーは凄いよね。それとWHITESNAKEやEUROPEなどにも影響を受けているし…やっぱり80年代のバンドからの影響が強いかな。あとYngwie Malmsteenもだ(笑)

クラッシュ:やっぱりライブは“聴かせる”だけではなく“見せる”ものでもあるから、視覚的な要素は大事だよね。俺はドラマーだからもちろん動き回ることは出来ないけど、見せるドラミングもあると思っている。それを上手くやっているのがトミー・アルドリッチだ。彼はWHITESNAKEでもやっているけど凄いと思う。あとパフォーマーとして尊敬するのはMETALLICAのラーズ・ウルリッヒだ。ドラマーという点では世界一ではないかもしれないけど、パフォーマーという意味ではピカイチだね。


−2004年にバンドの母体が出来たとのことですが、当時はまだ高校生ですよね?どんな音楽をやっていたんですか?

ケニー:H.E.A.Tとしてスタートしたのは2007年の1月なんだけど、その前にあった2つの別々のバンドが合体してH.E.A.Tが出来上がったんだ。確かにそのうちの片方のバンドが2004年にスタートしていて、それがTRADING FATEだ。そこにはジミーとエリック(・リヴァーズ)、クラッシュ、そして俺がいたんだけど、このバンドはもっとヘヴィでプログレッシブな要素もあるバンドだった。それと、もう一つはDREAMというバンドで、こっちにはヨナとデイヴがいて俺も在籍していた。DREAMの方はスタジオプロジェクトだったね。で、この2つが合流してH.E.A.Tが誕生したわけだ。実はH.E.A.Tにはその2バンドから持ってきた曲もあって、TRADING FATEから「Feel It Again」を一曲だけ持ってきたんだけど、一方のDREAMからは「Never Let Go」や「Cry」、「Late Night Lady」とか、結構多く使っているね。


−H.E.A.T立ち上げの中心となったのは誰ですか?

ケニー:おそらく俺だ、前身バンドの両方にいたからね(笑)俺はヨナとデイヴとやっていたDREAMの曲をたくさんレコーディングしたし、音も好きだった。もちろんTRADING FATEの曲も好きだったんだけど、当時のギタリストの一人がメロディックな方向にいくのを嫌がったんだ。でも俺としてはヴォーカルスタイルもメロディック・ロックだったので、ヨナとデイヴに「2つのバンドを合体させて新しいバンドを作ろうぜ!」って、いつも言っていた(笑)そうやって出来たのがH.E.A.Tなんだ。


−メロディアス・ハード系のバンドでは、メインのソングライターが一人か二人いて成り立っていることが多いですが、例えば「There For You」はバンド全員でソングライティングをしていますよね?この辺がH.E.A.Tサウンドに一体感を生むのに重要な要因となっていると思いますが、ご自身でもその点は意識されていますか?

ケニー:そうだね、「There For You」は良い例えだ。この曲に関しては元々、俺とヨナとデイヴの3人でほぼ完成させたものをリハに持ち込んで、全員でアレンジした。他の曲も主にヨナとデイヴが中心になって書いていて、そこに俺や他のメンバーも加わって完成させていっているから、ホントに全員がソングライティングに携わっているよ。やっぱりそれぞれのメンバーの個性を曲に取り込んでいくのが大切だと思っているし、それは常に心掛けているね。


−H.E.A.Tが今後目指すポジションなど、将来の展望をお聞かせください。

ヨナ:あと3週間もすれば次のアルバムに向けてレコーディングをスタートするよ!曲は既に出来ているから、スタジオに入って何ヶ月かかけてアルバムを創るつもりだ。それで来年は世界征服に向けての一歩を踏む(笑)ニューアルバムが売れて、ツアーが出来れば良いね。今度は日本に単独ツアーで戻ってきたいよ!


−最後に日本のファンへメッセージをお願いします。

ジミー:日本に来る事が出来て嬉しかったし、ホントに楽しかった。またなるべく早く日本に戻ってくると約束するよ!ニューアルバムを期待して待っていてくれ!出来たらまた来年会おう!

ケニー:“ジャパン!アイシテマス”

クラッシュ:“ドウモアリガトウ”

ヨナ:“ジャパン!ジャパン!…カワイイ…”

一同:(笑)






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