SOILWORK
プロデューサーにデヴィン・タウンゼンドを迎え、さらにメロディアスに
さらにドラマティックに進化した新作「NATURAL BORN CHAOS」!!
バンド・リーダー、ピーター・ウィッチャーズ(Gt)に発売直前インタビュー!!


協力:サウンドホリック

「NATURAL BORN CHAOS」
TKCS-85037
2002.4.3release

-新作「NATURAL BORN CHAOS」は進化しながらもメロディアスでアグレッシブなSOILWORKらしい素晴らしい作品ですね!! 作り終えての感想をお聞かせ下さい。

ピーター・ウィッチャーズ(以下P):ありがとう!! 君がそんなに深く聴いてくれてうれしいよ。 前作はメロディックなヴォーカルの実験段階だったんだけど反応がとても良かったのでより従来のサウンドに合体させようと決めたんだよ。


-アルバムをリリースする度に、常に新たな要素を取り入れ続けてきましたが4作目の本作では今までになく大幅な進化をとげた作品だと思いました。 ご本人達はどう思われますか?

P:今回、俺たちはより良いアレンジを目指したんだ。 このアルバムではさらにアレンジ面に焦点を当てたし、以前よりもっとキャッチーなものにしようとしたんだ。


-本作を聴いた人の反応を既にお聞きになっていると思いますが、良いものも悪いものも教えていただけますか?

P:OK! 日本の某HM/HR専門誌のレビューで、前作が90点だったのに今作がたった87点なんてかなりびっくりしたけど(他の)全部の雑誌ではとても好評だよ。 俺個人、ヨーロッパやアメリカの雑誌はほとんど9点(10点満点)の評価をくれたことを知ってるよ。 日本のみんなもこれからじっくり聴いてくれるだろうね。 インターネットなんか見てると昔からの何人かのファンは俺たちがヴォーカルスタイルを少し変えたことにちょっとがっかりしてるようだね。 だけど、新作については概ね好評価を得てるよ。


-本作のプロデューサーにはデヴィン・タウンゼンドを迎えていますが、サウンドの方もデヴィンの音楽からの影響を感じさせるものだと思いました。 本作を作り始める前に、デヴィンの音楽的要素を取り入れようと思い作曲し、彼をプロデューサーに迎えたのですか? それとも、彼をプロデューサーに迎えた結果このようなサウンドが生まれたのでしょうか?

P:俺はデヴィンが全部が全部変えたとは思わなくて、より良いサウンドにしてくれたと思うよ。 彼もそういう風に言ってたしね。 彼の言葉を引用するよ。
 "俺は君たちのサウンドを俺みたいなものにしたいとは思わないよ。 俺はただソイルワークのサウンドの中で自分が好きな部分を取り出してより良く、でかくしたいんだよ。"
  実際、デヴィンが言ったその通りになってると思うし、今までいつも出してた音のままだと思うよ。 かなりプレイ自体も良くなってるし、プロダクションも素晴らしいと思うしね。


-SOILWORKのサウンドの主な特徴は「アグレッシブ」,「スピード」,「メロディー」,「ドラマティックな展開」だと思います。 しかし新作では「アグレッシブ」,「スピード」面よりも、「メロディー」,「ドラマティックな展開」といった要素の方を圧倒的に進化させた楽曲になっていますよね。 なぜこのような進化を選んだのか教えて頂けますか?

P:俺たちは前作を出した時よりヘヴィなものを作りたいと言ったけど、実際にはよりキャッチーなものになったね。 だけど心の中では今まで通りヘヴィなものを作ろうとしたし、実際そうだと思うよ!!


-今までのファンの中には、スピード面での物足りなさを感じるファンもいると思います。 彼らに何か伝えたいことはありますか?

P:TERROR 2000のCDを買ったらいいと思うよ! 速い曲とメロディックじゃないヴォーカルしか入ってないからね。


-前作「A PREDATOR'S PORTRAIT」ではビョーンのクリーン・ヴォーカル・パートが増え、新作では更に多くのクリーン・ヴォーカルが聴けますよね。 僕個人、彼のストロング・スタイルのヴォーカルももちろんですがクリーン・ヴォイスもとても魅力的で、新作においても楽曲の表現力の幅を更に広げていると思います。 これはビョーン自身がクリーン・ヴォイスをもっと多用したいと要望した結果、このようになったのでしょうか? それとも楽曲自体がクリーン・ヴォイスを求めたものだったからなのでしょうか?

P:良い質問だね! その両方だと思うよ。 デス・ヴォーカルだけでは俺達には退屈になってしまうということは
メンバー全員の考えなんだ。 ビョーンみたいにうまく歌えるシンガーがいるとサウンドの幅はどんどん広がっていくんだよね。


-新作には「As We Speak」をはじめとするキャッチーでとてもメロディアスなヴォーカルが多いですが、作曲方法はこれまでと違ったやり方で行ったのですか?

P:うん、この曲は意図的にキャッチーに書いたんだ。 たぶんメタル・ラジオとかテレビ向きだよね。


-キーボードの割合も大分増えていますが、これはスヴェンの正式加入による影響なのでしょうか?

P:その通り! 彼はサウンド面で新たな風を注いでくれてるし、俺達を違った次元に押し上げてくれているよ。 そしてスヴェンが正式メンバーになってくれたことによって俺達はスタジオでもライブでも確かに良くなったよ。


-おふたりのギター・ソロは以前に比べると短めで、なおかつテクニカルなものよりもメロディーに重点を置いたプレイの方が多いように思いますが、意図的にしたものですか?

P:そういう訳じゃないよ。 テクニカルなものとメロディアスなもの両方のソロがあっても良いだろう?  曲を良くするのに、いつも2つのソロが必要だとは思わないけども、たまに弾きまくるのは楽しいよ。


-新作のアート・ワークは今までの作品のものと印象が違いますよね。このアート・ワークには何か意味が込められているのでしょうか?

P:典型的なメタルCDショップによく置いてある、黒とか青とか赤とかを使った典型的なメタル・アルバムのジャケットがあるだろ? そういうジャケットは人目を引くと思うよ。 もちろん俺はそういったメタル・ジャケットも好きだけども、このアルバムでは実際のサウンドと違った印象を与えるアートワークにしたかったんだよ。 このアルバムはメロディアスな部分とヘヴィな部分の両方があるけど、それらを一緒にすることで俺達にとってちょっとケイオティック(無秩序的)な傑作になったんだ!!


-DARK TRANQUILITYやIN FLAMES等の、いわゆるメロディック・デス・メタルの先陣バンド達もデス・メタル然とした激しいサウンドから、徐々にメロディアスで非デス・メタル的な方向へと向かっていますが、彼らについてどう思われますか?

P:うん、そういったバンドはより過激になったり、よりメロディックになったりみんなミュージシャンとして成長したがってるんだと思うし、別にいいと思うよ。 俺はバンドがずっと同じ場所に留まってるのは嫌いだな。


-では、SOILWORKの新作での音楽性の進化も彼らからの影響はありましたか?

P:それはないよ!


-「No More Angels」ではFREAK KITCHENのマティアス・エクルンドがギター・ソロで参加していますよね?

P:うん、このアルバムのあるパートで俺がソロを入れる時間がなかったんだよ。 それでその曲をレコーディングする時言ったんだ、「マティアスは今までのアルバムでも弾いてるんだからこの曲でも弾いてもらえばいい
じゃないか!」って。 で彼を呼んだんだよ。


-前回のインタビューで「僕たちはデス・メタルのみではなく、ハード・ロックの影響も受けている。 SOILWORKの音楽はスクリーミング・ヴォーカルの入ったメロディック・ハード・ロックとも形容できると思う」とおっしゃっていましたが、新作のサウンドはまさしくこの言葉通りだと思いました!! 少し気が早いですが今後のSOILWORKのサウンドは、更にメロディアスな面を進化させたものになって行くのでしょうか? わかっている範囲で教えていただけますか?

P:今次作のことについて話すのは早過ぎるよ。 半年後にでもまた聞いてくれよ。(笑)


-今後の予定を教えていただけますか? もちろん日本公演もあると思いますが、いつ頃になるのでしょうか?

P:もちろん日本には絶対に行くよ!!  今、6月に行く計画を立てているんだけども、まだ詳細は決まってないんだ。 レコード会社(サウンドホリック)をチェックしてくれ! 来日公演についての詳細が明らかになるだろうからね。


-最後に日本のファンに一言お願いします。

P:お前達のところへ行って、強烈なライブやるから目と耳を開けて待ってろよ!!


-前回に引き続き、また素晴らしいライブ・パフォーマンスを期待しています!! どうもありがとうございました。

P:ありがとう、近々日本で会うのを楽しみにしてるよ。!!





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