遂に解禁!? セツナ系だけには収まらないTiaraの魅力
Spontaniaを迎えたデビュー曲が着うた(R)で60万DL突破し、以降も古内東子のカバーやSEAMOとのコラボなど。趣向を凝らしていわゆる“セツナ系”と称される別れの歌を、ビートの利いたトラックに乗せて丁寧に紡いできた彼女だが、『Love
is… with KG』ではこれまでにない魅力を存分に発揮している。 感情の機微まで繊細に描き出す歌声は、上品に彩られたオーガニックテイストなサウンドとジャストフィット。芯を保ちつつも儚く響かせられるその歌唱力には、ビートを利かせずとも若年層のハートを掴む説得力が備わっているのだ。
また、先のレビューで記した通り、歌詞で両想いの幸福感を綴っている点も重要だ。だって、そんなに毎日セツナい人も少ないから。思い出に沁み込ませるように楽しめるのも“セツナ系”の魅力だが、ありふれた愛情にふっと優しい気持ちになれることはラブソングにおける大きな醍醐味だ。何気ない幸せな日常を情感たっぷりに響かせられるそのスキルは、今後、Tiaraの大きな武器となっていくだろう。

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