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のあのわ アルバム『MAGICAL CIRCUS』特集

圧倒的な歓喜を君に!マジカルサーカス開演!

クイーンをも彷彿させる

 のあのわはその音楽性を確立するまでにかなりの試行錯誤をしている。eastern youthへの憧れからギターを持って海老剃りになってみたり、北欧の音楽の影響を受けて内省的な表現に傾倒するものの、前に進むことが出来なかったバンドだ。しかしボーカルのYukkoが女流チェリストを描いた映画に出会ってチェロを弾くようになったことで、クラシックやワールドミュージック的な要素がバンドに生まれる。そして完成したのがデビューのきっかけとなった名曲『ゆめの在りか』だ。ボーカルがチェロ弾きであることをキャッチで終わらせない、かのクイーンをも彷彿させるカラフルでビッグスケールな世界観。今、日本でこんな音楽を鳴らしているのは、のあのわの他にいないだろう。

“圧倒的な歓喜”を目指す

 のあのわのライブは実にエンタテインメント性が高い。かつエモーショナルだ。「いつか、何万人もの前でライブをしてて、そんなにたくさんいるといろんな気持ちがそこら中にあると思うんですけど、それが本当にひとつになる瞬間を目指したい。それが実現したら鳩を飛ばしたいです。……会場一周して、肩に止まらせたい」とはYukkoの言葉だが、このバンドが目指す世界は“圧倒的な歓喜”である。故にカラーボールを次々と客席に放り投げたり、コーラス隊を要したり、チェロをパーカッション代わりにガムシャラに叩き出したりと、ドラマを全身全霊で演出する。そして生々しい感情を歌や音に乗せることでオーディエンスの喪失感を埋め、不安いっぱいの未来に一筋の希望を射すのだ。

奇跡のマジカルサーカスを生で体感できるチャンス。シルク・ドゥ・ソレイユも真っ青の(?)圧倒的な歓喜を目指したライブはファンでなくとも必見です。

◆福岡 BEAT STATION
2010年 10月30日(土)
開場15:30 / 開演16:00
◆心斎橋CLUB QUATTRO
2010年 10月31日(日)
開場16:00 / 開演17:00
◆名古屋ボトムライン
2010年 11月19日(金)
開場19:00 / 開演19:30
◆東京キネマ倶楽部
2010年 11月27日(土)
開場17:00 / 開演18:00

「わたしらしくいて わたしを越えたい」と日々を懸命に生きる人々へ―――。

 のあのわはあんなにもテクニカルでドラマティックな音楽を次々と生み出していながら、ちっとも自信満々なバンドじゃない。今作を完成させるまでにも「自分たちの表現と今の時代って合わないのかも知れない」と悩んでいたそうだ。しかし「自分たちを疑うようになったら終わりだな」と自らを信じて進むことを決意。そんなストーリーを経て生み出した爆発は凄まじく、楽器を使わずボディパーカッションと声だけで作り上げた『lalala-uh-uh-yeah!』、初恋のイノセントな気持ちを表現した『愛をこめて』、愛犬への想いをその胸に込み上げさせながら歌った『流星』など、あらゆる方向へと振り切れた楽曲群を堪能させてくれる。また、多くの人が今作のハイライトとして挙げるであろう『もぐらは鳥になる』の熱量と疾走感は涙を誘うレベルだ。『グラデーション』にある「わたしらしくいて わたしを越えたい」を具現化した今作『MAGICAL CIRCUS』、同じ想いを胸に日々を生きる人々にぜひ聴いてもらいたい。

インタビューはこちら

  • 01.lalala-uh-uh-yeah !
  • 02.愛をこめて
  • 03.FOCUS
  • 04.マイガール
  • 05.Sweet Sweet
  • 06.つないで
  • 07.スクォンクの涙
  • 08.グラデーション
  • 09.もぐらは鳥になる
  • 10.good day
  • 11.流星
  • 12.ネバーランド