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BEGIN アルバム『ビギンの島唄 オモトタケオ3』特集

BEGIN “でーじたらん” 現代と音楽の未来を語る!

1.すべてがデジタルで表せる訳ではない

比嘉栄昇:僕はデジタル化されていって良いと思うんです。ただ、曖昧な部分とか「らしいよ」っていう部分に逃げ込める要素がいっぱいある訳じゃないですか。『ゲゲゲの女房』観ててすごく良いなって思ったんですけど「貧乏なのは貧乏神のせい」って言うだけでほっと出来るでしょ?「貧乏はこのデータで見ると」って言われたらさ(笑)逃げ道がないじゃない。っていうところで、すべてがデジタルで表せる訳ではないとは思ってます。

2.ダウンロード世代からも名曲は絶対生まれる

島袋優:聴く道具が変わっただけで、みんながやってる音楽はきっと「愛」とか「好き」とかのままで。確かに寂しいなとは思いますよ。「CD屋行っていろんなCD探そうや」って思うし。でもこれはおごりでは決してないんだけど、音楽家としての自信があるので。聴く手段が変わってきたとしても、良い音楽っていうのはずっと続いていく気がしますね。ダウンロードでしか音楽を聴かない子達が音楽をやったとしても、そこに名曲は絶対に生まれると思うので。

3.圧倒的にライブができるかどうかが求められる

比嘉栄昇:今は圧倒的にライブができるかどうか、そこが音楽家には求められていると思いますよ。それが今の僕にとっては楽しい。僕らは常にライブがやれるようにしておく。「今、出せ」って言われたら今出せるところが自分たちの誇りでもあるので。「場所も選ばないよ、楽器も選ばないよ、出せますよ」っていう。そこを持つか持たないかだと思うんですよね。

アルバム『ビギンの島唄 オモトタケオ3』
2010.09.08 RELEASE
TECI-1284 \2,000(tax in)
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トラックリスト

日本全国の老若男女が楽しめる、歌本来の役割を思い出させてくれる良盤

 沖縄のみならず日本中で愛されている『涙そうそう』や『島人ぬ宝』(しまんちゅぬたから)といった、新しい島唄を多数収めてきたアルバム『ビギンの島唄 オモトタケオ』シリーズ。約8年ぶりにその最新作が完成した。今作には「酔ったらダメな人」的な世間のイメージを一蹴するかのような、お酒を飲む人々を圧倒的に支援する『祝い古酒(いわいクース)』『アンマー我慢のオリオンビール』や、沖縄の暮らしがどんなものかを教えてくれる『おもろまちで拾った恋だもの』『金網移民』など、実に聴きやすい島唄が満載だ。また「めっが(メガ)ぎっが(ギガ)てっら(テラ)ぺった(ペタ)」「ゆーちゅブランぶらん」といった方言に聞こえてすべてデジタル用語になっているお囃子ソング『でーじたらん』のようなナンバーも収められており、日本全国の老若男女が難しいことは考えずに楽しめるアルバムとなっている。歌本来の役割を思い出せてくれる良盤。

(TEXT:平賀哲雄)

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