音楽情報サイト:HOT EXPRESSthere is music by side ホットエキスプレス・ミュージックマガジン  
 
   
 
音楽情報サイト:HOT EXPRESSニュースインタビューライブレポート
レビューチャートメールマガジンスペシャルページ
SEARCH
アーティスト検索
 
 

菅野よう子 アーティストスペシャル

前のページへ 次のページへ
  アルバム
『CMようこ』

2008.05.02 RELEASE
GTCA-12 2,100円(tax in.)

01.彼100%トレビアン
02.Lion Man
03.電線にタコが絡まっちゃったらどうするの?
04.Silent Star
05.Seeds of Life
06.walk travel along
07.Exaelitus
08.チヤホヤされた女
09.Don't Spend MONEY!MONEY!
10.Dear Blue
11.Long Goodbye
12.ママ新発売! オープニング
13.MAGICSWEETS
14.Melody
15.em outro lugar
16.ビバこばら
17.From Metropolis
18.Melty Kiss
19.Beautiful Memories
20.Family Affair
21.ゆうじ CMバージョン
22.MAGICSWEETS-Masao Nisugi Remix-
23.チョコと勇気
24.Living In Future
25.Glass Shoes
 
   
   
   
   
 
 
 
 
Interviewer:杉岡祐樹
   
 
 
   
  −−そして今年の5月にはアルバム『CMようこ』を発売しましたが、配信で大ヒットとなり、満を持してのCD発売となりました。選曲は菅野さんが手がけていますが、その選定は?

菅野よう子:広告の良いところを出せた楽曲を集めようと。私にとってコマーシャル音楽って、見捨てられ聴き捨てられ、どんどん古くなっていく前提。その時だけのインスタントな味わいを追求するもの。

CDにしちゃうと、インスタントなその気持ちとは裏腹に、何回も聴かれることに耐えなくてはいけない。「インパクトが強いだけでうるさくなっちゃうかな?」などと思ってあんまり出したくなかったんですよ。だけどたまたまバイオリズムが合ったところもあって(笑)、消費されていくものの軽さ、可愛さとか、そういうものを表現できればいいなって思いますね。

−−『CMようこ』は全体を通してポップでカラフルな作品になりましたよね。

菅野よう子:身体に悪い感じにしようと(笑)。どぎつくてうるさくて、ジェリービーンズみたいに攻撃的に甘かったりして毎日は食べたくない。けど気分転換にちょっといいかな、みたいな。

−−iPodでシャッフルにして聴いてると、まさにCMのように『CMようこ』収録曲が入ってきて面白いんですよ。

菅野よう子:なるほど! そんな風に聴けるのは良いですね、新しい(笑)。 辛子とかスパイスみたいな音も必要なんでしょうね、みんなが一生懸命作ってる音楽の中に、そういうちっちゃくてくだらないもの(笑)。

−−いやいや……。でも本当に音楽に対する縛りがないですね。

菅野よう子:だってその縛り、“かくあるべし”がないんですもん。よく「どんなクラシックやジャズが好きなんですか?」って聞かれるんだけど、そのカテゴライズもよく分からないし。

−−菅野さんはジャズがそれほど好きではないと伺いましたが、その人がどうして『Tank!』をはじめとする、「カウボーイビバップ」(※3)のサントラを作れたのか、本当に不思議です。

菅野よう子:私の非常に少ない情報の中でのジャズっていうのは、みんながず〜っと同じことを繰り返してて長い! どこ聴いて良いのか分からない!(笑) 監督の渡辺信一郎さん(※4)にジャズの良さを聞いてみると、その人なりにあるんですよね、「人生が……」とか「新しい人間性が……」とか。多分凄いものがあるに違いないんですけど、でも全然分からない! 絶対無理!(笑)

で、自分で面白いと思えるフォーマットを作成したらあんな感じに。あの時、私は演奏者が楽しんで弾ける曲にしようと思ってましたね。

−−菅野さんは曲作りをしている時がピークなんですよね?

菅野よう子:作っている時は頭の中がドリームでいっぱいになるんですよ。ぽんっと世界が表れて、こんな音でああしてこうして……、頭の中で流れている音楽は「何て素敵なんだあ!」って(笑)。子供の頃から頭の中で鳴っている音楽で踊ったりしていたので、想像で満足しちゃって譜面に書いてる内に飽きてきちゃう、「な〜んか違うな、これぇ……」って。

(一同笑)

菅野よう子:もちろん思っていたより良くなることもありますけど、やっぱりドリームの方が大きいんですよね。今まで何十年もやってきて、一生懸命言葉で伝えようとしてもなかなか分かってもらえず、少しずつやってきてる感じですね。
PAGE1 音だと誰とでも話せる→
PAGE2 頭の中で流れている音楽は「何て素敵なんだあ!」
PAGE3 左脳で考えた理論やコンセプトを越えてしまう瞬間→  
 
GRAND FUNK INC.  
 
http://www.grandfunk.net/   PAGE1へ   PAGE3へ  

菅野よう子 ページトップへ戻る